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NISA億万長者の育て方。NISA制度を活用した一族繁栄の秘法とは

NISA億万長者の育て方

こんにちは、FIRE父さんです。

今回は、NISA制度を活用して子孫を「NISA億万長者」に育てる方法をご紹介します。

NISA制度のモデルとなったイギリスのISA制度では、すでにたくさんのISA億万長者が生まれています。

2024年から始まる新NISAは岸田政権の「大盤振る舞い」と評されており、イギリスのISA制度にかなり近いものになっています。

新NISA制度を上手に活用すれば、NISAで1億円以上の資産を築く「NISA億万長者」を生み出すことはそれほど難しいことではありません。

 

 

 

「NISAの最適解」と究極のNISA活用法とは

「NISAの最適解」と究極のNISA活用法

まずは、「NISAの最適解」と呼ばれる方法を確認しましょう。

NISAの最適解が妥当であれば、最も効率的にNISA制度を活用する「究極のNISA活用法」は自ずと導き出されます。

 

「NISAの最適解」と呼ばれる投資法

2024年から始まる新NISAを攻略するため、さまざまな人がNISA攻略法を情報発信しています。

そんな中で「NISAの最適解」と呼ばれる方法があります。

  1. 生涯投資枠1,800万円を最短の5年間で埋める[年360万円×5年間]
  2. 低コストのインデックスファンド(全世界株式)へ長期投資[つみたて投資枠・成長投資枠の両方とも同じ]

これだけのシンプルな方法です。

シンプルな方法ですが、投資効率を考えれば低コストのインデックスファンドをなるべく早く購入してなるべく長く保有することが最適なのはほぼ間違いないでしょう。

 

投資対象は全世界株式以外にも米国株式などの選択肢もありますが、購入したら永久ともいうべき長い年月にわたって保有を続けることになります。

NISA制度では売買を繰り返すと投資効率が下がります。必ず訪れる大暴落の時期に狼狽売りしないためにも、信念を持って投資対象を選ぶことが大切です。

 

 

18歳から始める「究極のNISA活用法」

ところで、「NISAの最適解」には何歳からNISAを始めるのがよいのか、という視点はありません。

人は若返ることはできません。すぐに始めるのがベストですから人によって答えは異なり、一概に「何歳から始めるのがよい」とは言えないのです。

しかし、もし若返ることができるとしたらどうでしょう? 何歳からNISAを始めるのが一番投資効率がいいでしょうか?

 

答えは、18歳からです。

NISA制度を利用できるのは18歳からですから、18歳から22歳までの5年間で非課税投資限度額(生涯投資枠)1,800万円を使い切るのが一番投資効率が良いのです。

つまり、「NISAの最適解」と呼ばれる手法で18歳から投資を始めることこそが究極のNISA活用法なのです。

 

とはいえ、実際に18歳からNISAで投資を始めて22歳までに生涯投資枠を埋めることができる人はほとんどいないでしょう。

20歳前後で1,800万円もの余裕資金がある若者は稀だからです。

 

 

究極のNISA活用法を使って「NISA億万長者」になるまで

18歳から100歳までの評価額推移

究極のNISA活用法を実際に行うことを想定してシミュレーションしてみましょう。

  1. 18歳から22歳の5年間で毎年360万円(合計1,800万円)投資する
  2. 投資したインデックスファンド(全世界株式)の運用利回りは5%と見込む

この前提で試算すると

  • 30歳:2,900万円
  • 40歳:4,700万円
  • 50歳:7,600万円
  • 60歳:1億2,400万円
  • 70歳:2億100万円
  • 80歳:3億2,700万円
  • 90歳:5億3,200万円
  • 100歳:8億6,700万円

となります。

NISA億万長者を「NISAだけで1億円以上の金融資産を築いた人」と定義すると、56歳で1億円を突破してNISA億万長者となります。

富裕層の仲間入りですね。超富裕層と呼ばれる5億円以上を突破するのは89歳です。

 

 

【家訓】子孫の生涯投資枠を最短で埋めよ

家訓:子孫の生涯投資枠を最短で埋めよ

20歳頃の若者が自分の力でNISAの生涯投資枠1,800万円を埋めるのは難しい。

では、祖父母や両親など上の世代が子孫の生涯投資枠を埋めるルールを作ったらどうでしょうか?

 

<家訓>

子孫の生涯投資枠を最短で埋めよ

 

このような家訓を定めて一族で家訓を守るなら、NISA制度だけで一族繁栄は間違いないでしょう。

最初に子どもや孫の生涯投資枠を埋めるのは大変です。

しかし、生涯投資枠を埋めてもらった子孫は50歳を過ぎる頃には金融資産1億円を超える「NISA億万長者」になっているはずです。

彼ら「NISA億万長者」が孫や子の生涯投資枠を埋めるのはそれほど難しいことではありません。

 

 

NISAの投資資金は「暦年贈与」で時間をかけて贈与するとよい

時間をかけて「暦年贈与」

子孫の生涯投資枠を祖父母や両親が埋める上でハードルになるのは「贈与税」です。

贈与税を抑えるためには、1年間の基礎控除額110万円の範囲で時間をかけて暦年贈与するとよいでしょう。

 

贈与にはいろいろなやり方がありますが、例えば

  • 生まれてから18歳までの18年間、毎年100万円ずつ贈与(合計1,800万円)
  • 生まれてから10歳までの10年間、毎年100万円ずつ贈与(合計1,000万円)。0歳から積立投資を開始して5%の運用利回りで運用。11歳からは積立を停止
  • 生まれてから20歳までの20年間、毎年60万円ずつ贈与(合計1,200万円)、0歳から積立投資を開始して5%の運用利回りで運用

などが考えられます。

18歳までと考えずに22歳までと考えれば、多少はゆっくり贈与することができますね。

 

 

「NISA億万長者の育て方。NISA制度を活用した一族繁栄の秘法とは」まとめ

ここまで、NISA制度を活用したNISA億万長者の育て方について説明してきましたがいかがだったでしょうか。

 

この記事のポイントは、

  • 「NISAの最適解」と呼ばれる方法は、(1)生涯投資枠(非課税投資限度額)1,800万円を最短の5年で埋める、(2)低コストのインデックスファンド(全世界株式)を売らずにできるだけ長く保有する
  • 「究極の投資法」は、18歳から22歳にかけて「NISAの最適解」と呼ばれる手法で生涯投資枠1,800万円を埋める
  • 「究極の投資法」を実践すれば、50代で1億円を突破して「NISA億万長者」になり、90歳頃に5億円を超えて超富裕層の仲間入りをする(運用利回り5%で計算)
  • NISA制度を活用した一族繁栄の秘法とは、家訓で「子孫の生涯投資枠を最短で埋めよ」と定めて一族で家訓を守ること
  • NISAの投資資金は、「暦年贈与」で時間をかけて贈与するとよい

でした。

 

「DIE WITH ZERO」というライフスタイルがあります。

しかし、生きているうちにお金を使おうと思っても、なかなか有効な使い方を思いつかない方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、今回ご紹介した「NISA制度を活用した一族繁栄の秘法」を参考にして、子どもや孫が経済的自由(Finanncial Independence)を獲得する手助けするという選択肢もあります。

子孫に富を承継して一族を繁栄させるというと何か古くさい印象はありますが、自分事として考えると案外悪くない選択肢に思えます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

FIRE父さん自身は「DIE WITH ZERO」をアレンジした「DIE with NISA」というライフスタイルを選択しています。

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