FIRE父さんは我が道を行く

FIRE生活も3年目。我が道を行けば、見える景色が変わります。働かなくても資産が増え続ける不思議を実感中

【貯金編】FIRE父さんが1億円貯めてFIREできた理由

【結論】FIRE達成には「貯金」と「投資」のバランスが大切

こんにちは、FIRE父さんです。

前回の記事「FIRE父さんが1億円貯めてFIREできた理由」では、35歳(2007年)から50歳(2022年)にかけての金融資産額の推移について振り返りました。

 

35歳(2007年)で資産形成を意識して「投資」を始めたFIRE父さん。

15年後の50歳(2022年)でFIREを達成できた理由は

 

「貯金」と「投資」をバランスよく成功させたこと

 

に尽きると考えています。

 

今回は「貯金」と「投資」のうち、「貯金」について詳しく振り返ります。

 

FIRE父さんは「投資」で爆益を叩き出してFIRE達成、というタイプではありません。

地道に「貯金」を積み重ねた結果、いつの間にか大きくFIREに近づいていただけです。

「貯金」こそがFIRE父さんのFIRE達成の原動力ですから、今回の記事が皆さまの参考になれば幸いです。

 

 

 

FIRE達成するためにはどのくらいのペースで貯金すればよいか?

【結論】FIRE達成には「貯金」の成功が不可欠です

皆さまの中には、

 

50歳で1億円を貯めてFIREを達成するためには、

どのくらいのペースで貯金すればよいのか?

 

そんな疑問をもっている方もいらっしゃることでしょう。

机上で計算することは簡単ですし、実際に計算された方も少なくないでしょう。

しかし、机上でいくら計算してみても、胸落ちしないし、心から信じ切ることはできないのです。

 

そんな方には、やはり「実例」が参考になると思うのです。

FIRE父さんの実例が皆さまの何らかの参考になれば嬉しいです。

 

ただし、FIRE父さんには

  1. 投資を始めるのが35歳と遅かった
  2. 貯金のうち、投資に回した資金がそこまで大きくなかった
  3. 投資手法が洗練されていなかった

という反省があります。

もっと投資のパフォーマンスを上げられたはず、という反省です。

だから、

  1. 20代から投資を始める
  2. 貯金を遊ばせずに、もっと投資に資金を回す
  3. 長期のインデックス投資を徹底する

といったことができれば、投資のパフォーマンスは上がり、その分FIRE達成に必要な貯金額は減っていたはずです。

 

もっと少ない貯金額でも十分にFIRE達成は狙える

 

FIRE父さんはそう考えます。

 

 

35歳から50歳までの貯金額の推移(資産形成期)

35歳から50歳までの貯金額の推移

それでは、さっさく貯金額の推移を見ていきましょう。

 

  • 40歳の時点:1,500万円(+1,500万円)
  • 45歳の時点:2,900万円(+1,400万円)
  • 50歳の時点:4,100万円(+1,300万円)

 

35歳から50歳までの15年間で4,100万円を貯金することができました。

 

ちなみに、35歳時点で3,300万円が銀行口座にありました。

投資は勉強程度に嗜んでいただけだったため、ほぼすべて「貯金」です。

計算してみると、毎月20万円の貯金を22歳から35歳まで13年ほど続ければ3,300万円に達します。

 

4,100万円 + 3,300万円 = 7,400万円

ですから、

生涯では「貯金」で7,400万円の資産形成ができたということです。

FIRE達成したので、今後「貯金」が増える予定はありません。

 

 

【資産形成期】35歳から50歳までの毎年の貯金額は?

35歳から50歳までの毎年の貯金額は?

貯金額の推移は確認しましたが、毎年どのくらいのペースで貯金していたのでしょうか?

 

  • 35歳から40歳まで 毎年300万円
  • 40歳から45歳まで 毎年280万円
  • 45歳から50歳まで 毎年240万円

 

年々、貯蓄額が減っているのが気になります。

しかし、これは子どもが大きくなるにつれて生活費が増えているわけではありません。

 

実は、40歳以降に「ジュニアNISA制度」を活用して子どもへ贈与を行いました。

子ども一人当たり400万円の贈与になりますから、その分貯蓄できる金額が減ったのです。

子どもへの贈与分を加算すれば、貯蓄額(相当)はむしろ増加していました。

 

ちなみに、FIRE父さんは特別に高級取りだったわけではありません。

 

 

【貯金編】FIRE父さんが1億円貯めてFIREできた理由まとめ

【結論】FIRE達成には「貯金」と「投資」のバランスが大切

ここまで、貯蓄額の推移を見てきました。

まとめると

  1. 22歳で就職してから50歳でFIRE達成するまで28年間、毎月20万円以上(年240万円以上)の「貯金」を続けた
  2. 結果として、35歳までの13年間で3,300万円、35歳から50歳までの15年間で4,100万円、合計で7,400万円の「貯金」が貯まった

でした。

 

今回、貯蓄額の推移はわかりました。

しかし、「なぜFIRE父さんがこれだけ貯蓄を続けてこられたのか」の方が重要なのかもしれません。

 

「40歳代の平均貯蓄額」や「50歳代の貯蓄の中央値」をよく目にすることがあります。

そのたび、

FIRE父さんと平均的な40代、50代では「お金の使い方」で何が違うのだろうか?

と考えます。

 

給料自体はそれほど高かったわけではありませんし、無理な節約をしたつもりもありません。

ですが、貯蓄額にはとても大きな開きができています。

なぜでしょうか?

 

答えは「ライフスタイル・インフレーション」にあるのではないか、と考えています。

FIRE達成のハードルになると言われる「生活水準のインフレ」は、あまりFIRE父さんには影響を与えませんでした。

 

「なぜFIRE父さんがこれだけ貯蓄を続けてこられたのか」については、後日記事にまとめますので、そちらも読んでいただければ幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。