FIRE父さんは我が道を行く

FIREブームに乗って本当に早期リタイアしちゃったFIRE父さん、FIRE生活2年目に突入です!

FIRE生活2年目のマネープラン(節約型・配当あり)。FIREを決断する前とは別物に!?

こんにちは、FIRE父さんです。

前回の記事では、

  1. FIRE1年目は節約を意識して暮らした。
  2. 家計簿をしっかりつけて
  3. 生活費を精査したら
  4. 生涯で必要な資金が5,100万円も減った。

という話をさせていただきました。

 

実は、FIRE父さん。

退職金が思ったよりも多くもらえたこともあり、退職前後で高配当株優待株を買い増ししました。

 

前回の記事では、配当金は含めずにライフプランシミュレーション(生涯資金計画)を見直しました。

今回は、配当金を含めてマネープランを見直しますが、どのくらい収支は改善するでしょうか。

 

 

 

FIRE父さんの高配当株・優待株戦略

 

FIRE父さんの高配当株・優待株戦略

FIRE父さんは、これまで長期のインデックス投資により資産を形成してきました。

複利効果を最大化するために分配金なしの投資信託を選んで投資を行ってきましたから、配当金を目的に投資をしたことはありませんでした。

 

しかし、FIRE生活に入るとこれまでのように給料で定期的な現金収入を得ることはできなくなります。

少しは現金収入もあった方が心の安定につながるだろうと考え、退職前後に高配当株式(と優待株)を購入しました。

 

FIRE父さんの高配当株戦略

高配当株式に求める条件は、次のとおりでした。

  • 年間60万円程度の配当金(月5万円)
  • 配当利回り4〜6%
  • 長期保有が前提のため、長期的に安定して配当が見込める

結果として、1,200万円の資金年間60万円の配当金が見込める高配当株を購入することができました。

増配を優先すると配当利回りが低下するため、増配はあまり気にしませんでした。

 

FIRE父さんの優待株戦略

FIRE生活に入ると、お金の心配で外食控えをしてしまう心配がありました。

FIRE後も「お金の心配なく外食を楽しみたい」と考えた結果、食事券がもらえる優待株を取得することにしました。

300万円の予算で優待株を取得し、食事券など10万円相当の優待をもらっています。

 

 

 

前回のマネープラン(節約型・配当なし)を振り返る

FIRE2年目の生涯資金計画(節約型・配当なし)

FIREを決断したときのマネープランから

  • 65歳までの生活費を月5万円カット(25万円→20万円)
  • 65歳からの生活費を月10万円カット(25万円→15万円)

した結果、必要な資金は5,100万円も減りました。

それでも、生涯で3,600万円の収支不足額が発生していますね。

 

 

 

FIRE2年目のマネープラン(節約型・配当あり)とは

FIRE2年目の生涯資金計画(節約型・配当あり)

年間60万円の配当金を収入として見込みました。

これまで金融資産の運用益は収入としてカウントしていなかったため、配当収入を見込むことで生涯の収支が劇的に改善しました。

 年60万円×50年=3,000万円

ですから、3,000万円も収支を改善する効果があります。

 

内訳としては、

  • 65歳までの収支不足額が3,600万円から2,700万円に減った(収支改善900万円)
  • 65歳以降は収支不足はなかったため、2,100万円のゆとりが生まれた(収支改善2,100万円)

です。

 

投資資金1,500万円が生涯にわたり拘束されてしまうことを考えても、3,000万円は十分な収入ですね。

ただし、配当収入を50年間にわたって安定して得ていくことができるのか、という点については疑問が残ります。

高配当株式の構成銘柄を見直して、安定して配当収入を得られるような、あわよくば増配により配当収入を増やして行けるようなかたちにしていきたいところです。

 

 

 

まとめ

生涯資金計画の比較(FIRE前とFIRE後)

今回は、配当金60万円を含めてマネープランを見直しましたが、100歳まで配当収入を見込んだところ収支改善額は3,000万円になり、劇的に収支は改善しました。

見直し後の収支不足額は、

  • 65歳までの収支不足は2,700万円
  • 65歳から100歳までは収支不足なく、2,100万円のゆとり

となり、65歳から100歳までを通算するとなんと収支不足額600万円で収まりました。

高配当株を保有することにより投資資金1,500万円が生涯にわたり拘束されることを加味しても、「えっ! こんな金額でFIREってできちゃうの!?」とびっくりしてしまう金額ですね。

 

FIREを決断したときの生涯資金計画では、生涯の収支不足額は8,700万円でした。

FIRE2年目の生涯資金計画では生涯の収支不足額は600万円となり、FIRE前後で生涯の収支不足額が8,000万円以上変わってしまいました。

節約して暮らしていくだけであれば、FIREのハードルは高くないのだ、とあらためて気づきました。

 

ところで、今回まで節約して暮らしていくことを前提としてマネープランを見直してきました。

生涯の収支不足額が劇的に改善するという結果になりましたが、それはつまり死ぬまでに使わないお金が増えた、ということでもあります。

 

FIRE父さんは『DIE WITH ZERO』という本のタイトルによって、お金を使わないで死ぬことは最大の無駄遣い、ということに気づきました。

そして、お金を使い切ってから死ぬことが理想的と考えるようになりました。

今後は、お金を上手に使い切ることを目標としてマネープランを見直していきます。

そのうち見直したマネープランを記事にしますので、そちらもぜひご覧ください。

 

 

FIRE前後でライフプランシミュレーションはどう変わるのか?FIRE2年目のFIRE父さんが徹底見直し

こんにちは、FIRE生活2年目を迎えたFIRE父さんです。

今回の記事では、FIRE父さんが実際にFIREを決断するためにつくったライフプランシミュレーション(生涯資金計画)をご紹介します。その上で、FIRE生活2年目のいま、計画をどのように見直すべきなのかを徹底的に考えていきます。

 

FIREに踏み切る前のシミュレーションと、FIRE生活2年目のシミュレーションでは必要資産の金額が大きく変わりました。それこそ、100万円単位ではなく1,000万円単位で。今回の記事が、今後、FIREに挑戦する皆さんの参考になれば嬉しいです。

 

 

 

FIREを決断したライフプランシミュレーションとは

ライフプランを作る上で避けては通れない問題が、何歳まで生きることを想定するか、です。FIRE父さんは人生100年時代だから100歳まで生きるという想定でシミュレーションすることにしました。

 

こちらが、FIREを決断したときのライフプランシミュレーション(生涯資金計画)です。

FIREを決断したライフプランシミュレーション

このライフプランシミュレーションをつくったときの流れを説明しますね。

 

【ステップ1】生活費(年間支出)を見積もる

ライフプランの精度を上げるためにもっとも重要な要素は、生活費(年間支出)の見積もりです。年間支出が50万円ズレているとすれば、50年では2,500万円もズレてしまいます。

 

家計簿をしっかりつけていれば、過去2,3年分の実績をベースにかなり精度の高いライフプランが作れるでしょう。しかし、FIRE父さんは家計簿をつけておらず、年間の生活費がいくらくらいなのかまったく把握していませんでした。

 

FIRE父さんの見積もり方はとても雑なものでした。当時自分で負担していた費用を積み上げて「まあ余裕を見て月25万円、年間では300万円あれば、そこまで節約しなくても暮らしていけるかな?」とキリのいい数字を選んだだけです。今では、この段階で家庭内の生活費総額を洗い出した上で、費用負担をどうするかまで家族と相談してきっちり整理しておくべきだった、と反省しています。

 

【ステップ2】65歳からの年金収入を調べる

年金収入の見込み額を調べるのは、かんたんでした。直近の「ねんきん定期便」を見れば、かなり精度の高い金額が載っていました。65歳から受給すると、約180万円年金を受け取れることがわかりました。月にすると15万円です。

 

ちなみに、今はねんきんネット(FIRE父さんはマイナポータルと連携済)を使ってウェブ上で正確な年金収入の金額を確認するようにしています。

 

【ステップ3】生涯の収支不足額を算出する

ステップ1とステップ2で将来の収入と支出を算出できましたから、生涯の収支不足額は自動的に算出することができます。年金受給前に4,500万円、年金受給後100歳までで4,200万円、合計8,700万円と算出できました。

 

【ステップ4】早期退職(Retire early)時点の必要資産額を見積もる

FIREに向けたライフプランシミュレーションで一番難しいのは、投資による運用益をどの程度見込むかです。

 生涯の収支不足額 ー 運用益 = FIRE時点の必要資産額

という式で計算できますから、運用益を多く見積もるほどFIRE時点の必要資産額を抑えることができるわけです。

 

FIRE父さんは、ステップ3の「生涯の資金不足額」以上の資産がありましたので、運用益ゼロで見積もりました。むしろ10〜20年程度までの期間は大きな運用損失が発生している可能性も十分あるため、想定される最大損失2〜3,000万円が発生しても耐えられることを確認してFIREを決断したことを覚えています。

 

 

 

FIRE生活2年目のライフプランシミュレーション(節約型)とは

FIRE生活1年目は、小さく始める、がコンセプトでした。FIRE生活には経済的な不安はつきものです。節約した暮らしでどの程度まで支出を抑えることができるか、それを体感して知っておきたかったのです。「いざとなれば節約してこれくらいのお金で暮らしていける」とわかっていれば、必要以上に経済的な不安に怯える必要はありませんからね。

 

こちらが、FIRE生活2年目に入ってからつくった、節約型のライフプランシミュレーション(生涯資金計画)です。

FIRE2年目の生涯資金計画【節約型】

 

節約型の場合、生活費(年間支出額)の見積額は5,000万円以上も下がった!

FIREした後の節約生活を体験してみて、いま現在では生活費(年間支出額)を月20万円、年240万円と見積もっています。FIREする前に比べて、月5万円、年60万円は費用を抑えられそうという感覚です。年60万円という金額は大きくて、50年間とすると3,000万円もの違いになります。

 

さらに、家計簿をつけてみると、習い事など子ども関係の支出が30%以上を占めていることがわかりました。それならば、子どもが独立する65歳以降の生活費は月15万円、年180万円まで費用を抑えることができそうです。年240万円との差額は年60万円ですから、65歳以降を35年間とすると2,100万円もの違いになります。

 

生活費を見直した結果、生涯の収支不足額が年金受給前は3,600万円、年金受給後は収支不足なしで合計3,600万円と大きく減額することができました。

 

生活費(年間支出額)の見積額が下がった理由とは

ここまで劇的に生活費の見積額が下がった理由について、まとめてみます。

家計簿をつけるようになった

FIRE生活を始めるにあたって家計簿をつけ始めました。1年近く家計簿をつけると、生活費を正確に把握できるようになります。「このくらいの金額で暮らしていける」ということが肌感覚としてわかるようになりましたので、生活費を必要以上にゆとりをもって見積もる必要がなくなりました。これが間違いなく一番大きな理由です。家計を把握するというのはとても大切なことだと身に沁みて感じています。子ども関係の費用がどの程度かかっているかわかるので、子どもが独立した後の生活費もイメージしやすくなりました。

家庭内の費用負担ルールを明確化した

FIRE生活に入るまでは、家庭内の生活費負担ルールは適当なものでした。住居費と光熱費はどちら、食費と日用品はどちらとなんとなく決まっていただけで生活費の全体像が見えづらい状況でした。家計簿をつけることで生活費の総額が明らかになったので、生活費総額を折半するなどわかりやすいルールにしました。費用の種類ごとに負担を分けるよりも、生活費総額を按分して負担する方が家族全体で節約しようという意識を共有できるため、おすすめです。

税金・社会保険制度を勉強した

所得税や住民税、国民年金、健康保険料、介護保険後期高齢者医療制度についてざっくりと勉強をしたため、生涯にわたる税金・社会保険料負担をおおよそ把握することができました。それにより、必要以上に税金・社会保険料負担を見積もる必要がなくなりました。特に、60歳で一時的に国民年金の負担は減っても、65歳以降は再び介護保険料などで社会保険料負担が増えるということは知っておくとよいでしょう。

外食は株主優待制度のあるところで

ちょうどコロナ禍で外食関連の株価が安くなっていたため、FIREした後は株主優待制度のあるところを中心に外食をしようと決め、株主優待株を購入しておきました。定期的に外食すると気晴らしになるだけではなく、食事を用意する手間も省けてハッピーになります。

時間があるので節約しやすくなった

時間にゆとりがあることでできる節約があります。特に、天気の良い日に洗濯物を外で干すのはとても気持ちがいいものです。惣菜を買う回数もかなり少なくなりました。節約につながったものをあげると、

  • 夜間に洗濯乾燥機を使って乾燥 → 昼間に洗濯物を天日干し
  • 昼食は外食 → 昼食は自炊
  • 食材は土日にまとめ買い → 特売を利用して新鮮な食材を安く購入

などがあります。これまでは水道光熱費の使用量は気にしていませんでしたが、電気やガスの使用量をウェブ上でチェックするようになり、何にどれくらいのコストがかかっているのか理解することができました。洗濯乾燥機はかなりランニング・コストが高いことがわかり、使用を減らしたおかげで電気代が大幅に下がりました。

 

 

 

ライフプランの徹底見直しのまとめ

今回は、FIRE前後でライフプランシミュレーションはどう変わるのか、について徹底見直しするシリーズの第一弾として、

  • FIRE前後で生活費の見積もりがどのくらい変わるのか
  • そして、生活費が変わるとライフプランシミュレーションにどの程度の影響があるのか

という観点から記事をまとめました。FIRE後に節約して暮らしてみた結果、必要な生活費をよりリアルに積算することができるようになりました。精査した生活費によってライフプランシミュレーション(生涯資金計画)を見直したところ、FIRE時点で必要な金融資産額が8,700万円から3,600万円に激減する、という結果になりました。なんと、5,100万円も減ったことになります。必要な生活費を正確に見積もることがいかに大切か、わかっていただけたでしょうか?

 

今回のシミュレーションには配当収入を含めていません。次回は、FIRE前後でライフプランシミュレーションはどう変わるのか、について徹底見直しするシリーズの第二弾として、配当収入60万円を含めた場合のライフプランシミュレーションを考えていきます。ぜひ次回の記事も読んでみてください。

 

 

【2023年目標】月5万円の事業収入を手に入れる

2023年はWebライターとブログ運営の二刀流で月5万円稼ぐぞ!


こんにちは、FIRE父さんです。

2022年は自分にとって節目となる年でした。

夢のFIRE(financial independence,retire early)を達成しましたし、月5万円の不労所得(配当収入)を手に入れるという目標も達成しました。

 

さて、FIRE生活の2年目となる2023年に何をするか、という話です。

 

FIRE父さんとしては余裕のある資金計画でFIREを決断したつもりですが、月5万円の配当収入に味をしめちゃったんですよね。

年60万円の収入があると資産を引き出すスピードが思ってたよりもぜんぜん遅いですし、なんといっても定期的にお金が入金されると嬉しいんです。

 

ということで二匹目のドジョウを狙いに行きます。

 

月5万円の事業収入を手に入れる

 

月5万円(年60万円)の事業収入を手に入れる

 

これを2023年の目標にしたいと思います。

 

成功すれば、配当収入月5万円と事業収入月5万円をたして月10万円ですよ。

年で考えると、配当収入60万円と事業収入年60万円で合計120万円にもなります。

 

これだけあれば、年金もらえる歳になったら生涯にわたって生活には困らないでしょうね。

それってつまり年金もらえる歳までに手持ちのお金を全部使っちゃってもいいってことでもあります。

 

 

 

 

 

事業収入の条件を考えてみた

さて、それではどんな事業をやりますかね。

具体的に事業を選ぶ前に、自分がこれからのFIRE生活で「やってみたいこと」そして「絶対にやりたくないこと」をイメージしながら条件を考えてみました。

 

【条件1】100歳まで続けられる事業

健康寿命は間違いなく伸びているし「人生100年時代」は絵空事ではないと考えています。

 

死ぬまで細々と好きな仕事をして暮らしたい

 

FIRE父さんはそういう価値観です。

そもそもFIREを決断した理由のひとつが

  • 会社に勤めていると65歳までに定年になって強制的に退職させられてしまう
  • 定年退職後に新しいキャリアを探してもずっと働ける仕事は見つからない気がする、遅すぎる気がする

からでした。

 

早期退職することによって、

  • 早めに新しいキャリアに踏み出して
  • それを自分が辞めたいと思う時まで続ける

そんなライフスタイルを選ぶことができるようになりました。

ですから「100歳まで続けられる事業」という条件は外せませんね。

 

【条件2】自分の成長を感じられる事業

自分にとって「楽しい仕事」「好きな仕事」ってなんだろうか?

FIREを本気で考え始めてから自分に幾度も問いかけた疑問です。

 

最近わかってきたのは

 

新しいことに挑戦して自分の成長を感じられると楽しい。

何歳になっても

 

ということです。

 

今にして思えば、会社を辞める前は

「最近仕事をしていても、自分の成長を実感できない」

「この仕事を続けていて自分は成長できるんだろうか」

と感じていました。

もしかするとそんな想いがFIREという決断を後押ししていたのかもしれません。

 

【条件3】家族との時間を確保できる事業

FIRE父さんは

「この歳の子供たちと過ごすことは今しかできない。家族との今の時間を大切にしよう」

と考えてFIREを決断しました。

 

「家族との時間を大事にする」

これが一番の理由でしたから、月5万円の事業収入を得るために家族との時間を奪われてしまうのでは本末転倒です。

 

 

 

 

 

事業収入を手に入れる方法のアイデア

【強み】時間はたっぷりあるよ

事業収入の条件は確認しましたので、次は、具体的な方法を考えてみました。

 

クラウドソーシング(Webライター・イラストレーター)

最初に考えたのが「クラウドソーシング」です。

自宅にいながら好きな時間だけ働きたいと考えると、なかなか近所で仕事が見つかりませんからね。

 

クラウドソーシングで何をやるかですが

  • 昔から文書を書くのは好きなので、それを活かした仕事【Webライター】
  • プロも使っているお絵描きソフト「CLIP STUDIO PAINT」が手元にあるので、それを活かした仕事【イラストレーター】

が思い浮かびました。

 

ちなみにお絵描きソフト「CLIP STUDIO PAINT」は株主優待でもらったものです。

絵心はまったくありませんしお絵描きソフトもほぼ使ったことはないですけど、時間はたっぷりあるので(=強み)お絵描きをやってみたいと思っちゃったんですよね。

 

数年後には

イラストや漫画をササッと描けちゃう自分

 

を想像するとニヤニヤしてしまいます。

こういう自分の気持ちの盛り上がりを大切にしたいですね。

 

「やりたいこと」を見つけて「やりたい」気持ちを膨らませていくこと

それは人生にとってとても大事で、でもそんなに簡単にできることではないですよね。

意識して「やりたい気持ち」を育てていきたいところです。

 

Webサイト運営(ブログ)

Webサイトやブログの運営は、

  • 初期費用も運営経費もほとんどかからない
  • 大きな売り上げも狙える
  • Webサイト・ブログそのものに資産価値がある(将来的に売却も可能)

という夢のある事業です。

 

それでも稼ぐのは難しいと言われている理由は

  • まとまった売上が発生するまでに月単位、年単位の時間がかかる

という一点に尽きます。

 

逆に言えば、Webサイト・ブログ運営の参入障壁はこの「時間の壁」だけです。

「時間の壁」を乗り越えることができれば、ビジネスチャンスありというわけですね。

 

そして、FIRE父さんの強みは

 

時間がたっぷりある

 

ということです。

「時間の壁」を乗り越えるには最適じゃないですか?

 

ちなみに、FIRE父さんは10年以上前に数年間ウェブサイトやブログを運営していた経験があります。

文章を書くこと自体は好きなんですよね。

 

これを本格的にやっていきたいです。

ウェブサイトやブログを運営するには文章を書く力が必要なのはもちろんですけど、デザインだったりイラストだったり、クリエイターとしての全般的な能力が求められます。

企画力もそうですね。

 

ウェブサイトやブログを運営することによって、クリエイターとしての力を育てていくと考えるとワクワクしますね。

 

海外のクラウドソーシング(UpWorK,fiverr)

若い頃に「海外でバリバリ働く」、そんな姿に憧れたりしませんでしたか?

FIRE父さんは憧れてました。

 

そして、今の時代は日本で自宅に居ながらにして、海外の仕事をとってこれる時代になっています。

UpWorkやfiverrなどの海外のクラウドソーシングを使えば良いだけですからね。

 

FIRE父さんも最初は

「日本人が海外のクラウドソーシングで勝手に仕事を受けちゃっていいの?」

そんな疑問が頭をよぎりました。

 

ですが、調べてみると大手のクラウドソーシングは世界中の仕事を取り扱っているので、国外(日本を含む)から仕事を受けることを認めていることが多いようです。

 

これから世界的にみて日本の経済力や賃金水準がどんどん低くなっていくというシナリオも十分ありえます。

円安が進んで円がみるみるうちに安くなってしまうかもしれません。

もしもそんな事態になったとき

  • ドル建て
  • 先進国の賃金水準

で収入を得られるスキルがあったら自分と家族の暮らしを守ってくれることでしょう。

うん、これもやってみたいですね。

 

ところで、海外のクラウドソーシングを利用するにあたっての参入障壁は「言葉の壁」「英語の壁」ですよね。

 

英語の学習は昔から人気がありますが、ひと握りの人しか成功しません。

特別な才能や能力は必要ないけど、英語をマスターするにはとにかく時間がかかるんですよね。

「言葉の壁」は「時間の壁」と言い換えることができるくらいです。

 

ここで思い出してください。FIRE父さんの強みは

 

時間がたっぷりある

 

ということです。

「言葉の壁」を乗り越えるには最適じゃないですか?

 

 

 

 

 

【結論】2023年はWebライターとブログ運営の二刀流で月5万円の事業収入を手に入れます

3年以内に「言葉の壁」を乗り越えて世界を相手に稼ぐぞ!

いろいろ考えてきましたが、ワクワクする気持ちが湧いてくるような事業に取り組むのが一番ですよね。

とはいえ、一度に全部はできないので「文章を書く」という点で共通点のある

  • Webライター
  • ブログ運営

からはじめていこうと思います。

 

そして将来の展開に備えて

も継続してやっていきたいですね。

 

昨年の急激な円安進行を経験して「日本で日本円だけ稼いで暮らす」と言うライフスタイルに不安を感じた人も多いのではないでしょうか。

FIRE父さんは海外投資で稼いできたという成功体験がありますので、

 

事業でも「世界中の人を相手にして」稼ぐ方がビジネスチャンスは大きい

 

と考えています。

 

ブログやYouTubeで稼ごうとしても国内だけだとやはり規模が限られてしまいます。

英語で世界中の人を相手に 同じことを行った方がビジネスチャンスが大きいのは明らかですね。

 

数年以内には「言葉の壁」を乗り越えて、

世界中の人を相手にしてビジネスができる

 

そこを目指していきます。

目先の目標とちょっと未来の目標、どちらも大切ですからね。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

2023年は積極的に行動して、将来への布石をバンバン打っていきましょう!

 

 

 

 

 

【2022年達成】月5万円の不労所得(配当収入)を得る方法

2022年達成!月5万円の配当収入


こんにちは、FIRE父さんです。

FIREブームに乗って本当に早期リタイアしちゃったのが、2022年4月のこと。

 

早期リタイアするときに「給与収入がなくなるから、何か現金収入が欲しいなぁ」と考えました。

そして、FIRE父さんができる一番簡単な不労所得、それは配当収入でした。

 

今回の記事は、2022年に60万円(月5万円)の配当収入を得たFIRE父さんがどうやって不労所得を得ることができたのかを具体的にご紹介します。

月5万円の配当収入を得る方法

 

 

 

 

配当収入60万円の実績を公開します(2022年)

「本当に月5万円の不労所得をゲットできたの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

 

ですので、いきなり2022年の配当収入60万円の内訳をお見せします。

ドン!!!

配当収入60万円の内訳(2022年)

タイトルで「月5万円」と言いましたが、高配当株で毎月5万円の配当金を得ることは事実上できません。

なぜなら配当金の入金は6月と12月に集中するからです。

ですので「年60万円」の配当収入を得る方法が正しいです。6月と12月に配当金のほとんどが入金されますが、ならせば月5万円になります。

 

FIRE父さんは「手元にお金があると使っちゃう」というタイプではないので、毎月とか隔月とか四半期ごととかに入金されないと嫌だとは感じません。

毎月、配当金の入金があるように銘柄を選んで購入することは不可能ではないけど、パフォーマンスは間違いなく落ちますね。そこはこだわるところじゃない、と思います。

 

高配当株式の銘柄の構成比率はこんな感じです。

高配当銘柄の構成比率(2022年)

円グラフにすると「武田薬品」の比率が高すぎるのが一目瞭然ですね。

「もっと分散しなさい!」と自分自身に言ってやりたくなります。

 

 

月5万円(年60万円)の配当収入を得るために必要な資金の額は?

配当収入÷配当利回り=必要な資金の額

ここからは月5万円(年60万円)の配当収入を得るための方法を具体的に説明していきます。

 

配当収入を得るのは簡単です。

でも月5万円の配当収入を得ようと思ったら、それなりの金額の資金が必要になります。

どのくらいの資金が必要になるのか計算してみましょう。


必要な資金の額は「配当利回り」が決まれば、自動的に決まってきます。

 

 配当収入 ÷ 配当利回り(%) = 必要な資金の額

 

という式で求められますね。

FIRE父さんは、期待する配当利回りを「4%」と決めました。

すると

 

 配当収入 60万円 ÷ 配当利回り 4% = 必要な資金の額 1,500万円

 

ですから、必要な資金の額は1,500万円とわかります。

 

配当利回りをどの程度に設定するかは相場環境にもよりますが、日本の高配当株式であれば「4%」の配当利回りは十分狙えるでしょう。

そして、国内で4%の配当利回りを狙えるのであれば、為替リスクを抱えてまで海外に投資する必要はないと判断したのです。

 

 

高配当株式はどの銘柄を購入する?

  1. 必要な資金の額を確保する(1,500万円程度)
  2. 日本国内の高配当株式に投資すると決める
  3. 証券会社に口座を開設する

ここまで進めることができたら、次は「どの銘柄を買えばいいの?」という点が気になりますね。

 

FIRE父さんは次の考え方で高配当株式の銘柄を選定しました。

  • 配当利回りが「3.5%〜6%」(配当利回りが高すぎるとリスクも大きい傾向)
  • 時価総額流動性が高い大型株(時価総額が低すぎるとリスクも大きい傾向)
  • 何らかの理由で一時的に株価が下がっている銘柄(安く仕入れたい)
  • 減配せず安定して配当を出し続けている銘柄

 

この考え方で絞り込む場合には、日経平均高配当株50指数の構成銘柄一覧が参考になります。

日経平均株価の構成銘柄の中から配当利回りの高い50銘柄が選定されてリストアップされているわけですから、使わせてもらいましょう。

  1. 50銘柄の中から業種を分散しつつ5〜10銘柄程度を選んでおく
  2. 株価が下がって配当利回りが上がるタイミングを待って銘柄を購入する

以上の手順がシンプルでわかりやすいと思います。

 

そして、一度高配当株式を購入してしまえばもう何も手間は要りません。

毎年オートモードで配当金が入金されます。完全な不労所得ですね。

 

以上で、月5万円(年60万円)の配当収入を得る方法の説明は終わります。

 

 

 

 

【税金の還付】所得税の確定申告をすると配当控除で税金が戻ってくるかも

税金の話を少し。

FIRE父さんはNISA枠は使い切っているので、特定口座(源泉徴収あり)で高配当株式を取得しました。

したがって、配当収入の約20%が源泉徴収されています。

 

 配当収入 60万円 ー 源泉徴収税額 12万円 = 手取り 48万円

 

月5万円の不労所得のはずが、使えるお金は月4万円に下がってしまってますよね。

 

でも待ってください。

配当所得は税負担を軽減することができるのです。

 

その方法は所得税の確定申告をして配当控除を受けることです。

FIRE父さんは早期リタイアして2022年の所得は少なかったため、所得税として源泉徴収されていた9万円(配当収入の15%相当)が全額還付されます。

 

これなら

 

 配当収入 60万円 ー 税金 3万円 = 手取り 57万円

 

となり、月47,500円の不労所得を確保できています。

 

ただし、確定申告をすると逆に税金や社会保険料の負担が増える場合がありますので慎重に検討してから確定申告するか、しないかを判断してください。

 

 

配当収入を得るためには株価の価格変動リスクを引き受けなければならない

月5万円の配当収入を確保したとしても、株価そのものが下落して損失を抱えていては意味がないですよね。

でも配当収入を得るためにはどうしても株価の価格変動リスクが付きまといますから、含み損が膨らむことは覚悟しておく必要はあるでしょう。

 

もちろん逆に含み益が出ることもあります。

FIRE父さんの場合、

  • 取得価格:1,500万円
  • 2022年12月末の評価価格:1,790万円
  • 2022年12月末の含み益:290万円

と絶好調です。20%近く株価が上昇しましたね。

 

ところで

2024年1月から新型NISAが導入される予定です。年360万円に投資枠が増えるというやつですね。

 

FIRE父さんは、新型NISAによる巨額の投資資金の一部は国内の高配当株式に向かうと予想しています。

投資効率を考えるとやや疑問ですが、「配当金で不労所得」ってやっぱり夢ですからね。

その結果、国内の高配当株はこれから10年以上上昇するトレンドに入り、配当利回りは3%、2%と低下していくのではないでしょうか?

 

国内の高配当株投資は早めに始めるのが吉、と予想しますが結果は如何に。

 

 

 

【つみたてNISA投資実績公開】2018年1月から最速で投資期間5年を達成!(積立NISA×全世界株式)

こんにちは。

日本で最も早く「つみたてNISA」で全世界株式への積立投資を始めたFIRE父さんです。

積み立てを始めたのが一番早いため、今年12月に日本最速で投資期間5年に到達しました!

あなたが積み立てた月数(5年)

「これからNISAを始めたいけど、値動きがイメージできない」

「つみたてNISAをやっているけど、他の人の運用成績が気になる」

 

そんな方は是非この記事に目を通してください。

この記事は5年間の投資結果を画像多めで公開して、FIRE父さんの5年間を追体験できるように作成しました。

 

 

 

5年経過してつみたてNISAの利益はどれくらいですか?

どのくらい利益が出ているのか? 気になりますよね。

さっそく公開します。ドン!!

つみたてNISA資産合計

元金はつみたてNISA枠を使い切って毎年40万円(正確には399,996円)だから、5年分で200万円になります。

2022年12月12日現在では、含み益が +741,089円(+37.05%)です。

 

かなり利益が出てますね。

ただしどのくらい好調だったのかわかりづらいので、年あたりの利回りを算出してみましょう。

 

金融庁ホームページで公開されている「資産運用シミュレーション」を使います。

年あたりの利回りは?

毎月の積立金額を「3.3333万円」(※小数点以下も入力できます)、積立期間を「5年間」とした上で、想定利回り(年率)の数字をいじります。

すると想定利回り「12%」で最終積立額2,722,295円と表示されたので、年あたりの利回りは約12% だったことがわかります。

 

FIRE父さんとしては、年あたりの利回りを4〜6%程度と見込んでいたため出来過ぎとも言える5年間でした。

では、なぜここまで良いパフォーマンスになったか振り返ってみていきましょう。

 

 

5年間のつみたてNISA資産の推移(2018-2022)

ちなみに、FIRE父さんは楽天証券でつみたてNISAをやっています。

なので、この記事で使用している画像のほとんどは楽天証券の画面をキャプチャーしたものです。

 

では、さっそく5年間のつみたてNISA資産の推移をみていきましょう。

 

つみたてNISA資産推移(5年)

前半は投資額の線(紫色の線)に沿って小さく上下しています。ほとんど利益も損失も出ていない状態ですね。

後半は投資額の線(紫色の線)から大きく上に伸びて、利益が大きく膨らみました。

 

この5年間では大きな下落局面はありませんでしたね。それが良いパフォーマンスにつながったと言えるでしょう。

いつかは下落局面があるので「10年単位では数十%下落する局面があって当たり前」ということは忘れずにおきましょう。

 

 

ここからは、2018年1月から5年間の値動きを追体験しましょう。

2018年1月

「つみたてNISA」は2018年から始まった制度です。

FIRE父さんは真っ先に2018年1月から積立投資を開始しました。

つみたてNISAの投資枠は年間40万円なので、月33,333円を自動で積立するよう設定しました。

投資対象は、全世界株式を対象とした投資信託です。

 

2018年6月

2018年6月です。積立を開始して6か月が経過しました。

値動きはほぼありません。たんたんと積み立てます。

 

2018年12月

2018年12月です。1年が経過しました。

▲10.48%です。かなり下がりましたね。

 

この数字を見て、つみたて投資を始めたばかりの方は

「こんなに下がっちゃった・・・」

「やっぱり投資なんてやるんじゃなかった」

と感じるのではないでしょうか?

人によっては、全部売却して投資を辞めてしまうかもしれません。

 

これがつみたて投資に慣れてくると逆に感じるようになります。

「安く買える時期がやってきたぞ」

「つみたてを開始して早いうちに、安く買えるなんてラッキー!」

という発想になります。

 

安く買える時期があるから積立投資は儲かる、という事実は知っておきましょう。

 

2019年12月

2019年12月です。2年が経過しました。

+12.37%です。プラスに転じて嬉しいは嬉しいです。

でも、もっと安く買える時期が続いてもよかったのに、とも思います。

積立期間の前半はプラスになってもマイナスになっても嬉しいという幸せな時期ですよね。

 

2020年3月(コロナショック)

2020年3月です。年の途中ですが、コロナショックという大暴落がありました。

▲12.91%です。3か月で25%近く下げました。

 

今にしてみれば、一時的な大暴落だったことは知っています。

でも当時は「世界的なパンデミックで、経済システムがこれまでどおり機能するのか」と不安になったことを覚えています。

さすがに「バーゲンセールが来たー」と楽観視はできなかったですね。

 

2020年12月

はい。2020年の年末です。

+20.19%です。コロナショックから見事にV字回復してますね。

 

世界的な金融緩和を大胆に行ったことで株価が大きく反発しました。

これは本当にありがたかった! もしコロナ禍にあって株価の大暴落・下落局面まで続いていたらもっともっと世界中が暗くなっていたことでしょう。

 

結果的に、コロナショックで2020年の前半はかなり安く買うことができています。

積立投資でなければコロナショックの真っ只中で買い向かうことはできなかったでしょうから、つみたて投資のメリットはこういうところですよね。

 

2021年12月

2021年12月です。つみたてNISAを開始してから4年が経過しました。

+47.01%です。すばらしいパフォーマンスですよね。

 

振り返れば、インフレ退治のために大規模緩和から金融引き締めに転じる直前の時期で、このあたりが5年間での最高値でした。

 

2022年12月

2022年12月です。この記事を書いている時点ですね。

+37.05%です。前年から10%近く下がりました。

 

株価が世界的に大きく値下がりしたのに、為替(円安)で相殺されてそれほど深刻なダメージにつながらなかったという奇妙な年でした。

リーマンショックの時には「株価大暴落×円高」のダブルパンチで資産が半減するほどの深刻なダメージを負ったので、こんな値動きもあるんだなぁ、と勉強になりました。

 

 

FIRE父さんのNISA投資戦略

つみたてNISA投資実績の公開は以上ですが、これだけでは寂しいのでFIRE父さんのNISA投資戦略についても説明します。

 

つみたてNISAと一般NISAどちらを選びますか?

FIRE父さんは「つみたてNISA」です。

長期的な資産形成が目的であれば、つみたてNISA一択ですよね。

一般NISAの方が枠は大きいですが、5年間の投資期間では運用成績がマイナスとなることも多いでしょう。

 

つみたてNISAの投資対象は何を選びますか? 株式と債券の比率は?

FIRE父さんは「株式100%」です。

非課税の恩恵を最大限に生かすために、期待リターンが最も大きい金融商品をつみたてNISA枠に振り分けています。

 

つみたてNISAの具体的な投資対象は何を選びますか?

FIRE父さんは「全世界株式」です。

長期的な資産形成が目的であれば、米国だけではなく人口・経済規模が大きいインドや中国も投資対象に含めるべきと考えています。

シンプルに投資信託を一本買うだけでいいのも魅力ですね。

 

最後に、つみたてNISAの設定画面をご紹介してこの記事を終わります。

昔から低コストなバンガード社のインデックス・ファンドを買いたいと思っていました。

日本国内で買える投資信託として「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))」を選んで積立投資を行っています。

つみたてNISAの積立設定

 

 

1億円のインデックス投資、具体的な投資手法と運用成績を公開します

こんにちは、FIRE父さんです。

今年4月にFIREを達成してから、退職金を含めて1億円を運用しています。

 

今年は厳しい投資環境で「FIRE卒業」というか「FIRE失敗」を余儀なくされた方もいらっしゃるようです。

FIRE父さんは海外投資の比率が高いこともあり、1億円の元金が11月末現在で1億540万円に増えています。

2022年11月末の運用成績

今回の記事では、具体的な投資手法を詳しく説明します。

 

 

 

1億円のアセット・アロケーション(資産配分)とは

長期の運用を前提としたインデックス投資では、それぞれの資産クラスの比率をどう配分するかがとても重要です。

これを「アセット・アロケーション(資産配分)」と呼びますが、インデックス投資で最も重要な判断ポイントです。

アセット・アロケーションで資産全体の期待リターンやリスクが、運用成績が決まってきますからね。

 

FIRE父さんのアセット・アロケーションはこんな感じです。

1億円ポートフォリオ


アセット・アロケーション(資産配分)の基本的な考え方は、

  • 株式:債券=60%:40%
  • 国内通貨比率50%程度

です。

 

安定した資産運用と言われるカウチポテトポートフォリオは「株式50%、債券50%」ですが、まだ50歳だしもう少しリスクを取って大きなリターンを狙ってもいいかなと考えて株式の比率を60%まで引き上げました。

 

国内通貨比率を50%程度まで引き上げたのは、リーマンショック時の経験を踏まえてのことです。

当時から海外株式を中心に投資していたFIRE父さんはリーマンショック時に資産半減、1,000万円単位の含み損を抱えてしまいました。

 

今や大きなリターンを狙うには海外株式への投資は必須という印象がありますが、海外投資で一番怖いのは何かわかりますか?

答えは「為替」です。「円高」です。

円高ドル安に大きく振れるとドル建て資産はかなり目減りします。

そして「株安」と「円高」が同時にやってくるとその破壊力たるや・・・ガクブル

 

リーマンショックの「株安・円高」でドル建て資産が半減した経験から、海外通貨比率を上げすぎるのは怖い、と痛感しているため「国内通貨比率50%程度」としています。

長期的な「円安」のリスクを考えると、国内通貨比率を上げすぎるのも心配ですからね。

 

 

 

実際に購入した金融商品

FIRE父さんのアセット・アロケーションを説明しましたが、実際に購入した投資信託等は次のとおりです。

  投資信託 投資額(円) 資産構成割合
全世界株式 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 35,000,000 35.0%
国内株式 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均 10,000,000 10.0%

国内株式

個別銘柄(高配当株) 15,000,000 15.0%
国債 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 17,500,000 17.5%
国内債券 明治安田日本債券ファンド 17,500,000 17.5%
国内REIT eMAXIS Slim 国内リートインデックス 5,000,000 5.0%
合計   100,000,000 100.0%

 

基本的な考え方としては、

  • アセット・アロケーションの資産クラスに対応した投資信託を、信託報酬の低いeMAXIS Slimシリーズで購入した
  • 国内債券はやや高いリターンを期待して明治安田日本債券ファンドを購入した

ただし、それだけだとつまらないので、

  • 国内株式の一部(1,500万円)は高配当の個別銘柄を購入し、年60万円(配当利回り4%)の配当収入を期待した
  • 国内債券の枠(500万円)でeMAXIS Slim 国内リートインデックスを購入した

 

アセット・アロケーションを決めて実際に投資信託を買ってしまえば、あとは特にやることもありません。

あとは売り買いせず、このまま10年くらい放置する予定です。

毎年60万円程度の配当収入がありつつ、10年後にはどのくらい資産が育っていることやら、今から楽しみです。

 

 

1億円インデックス投資の運用成績は

それでは次に11月末の運用成績を見ていきましょう。

長期投資前提なので毎月の増減に一喜一憂しても仕方ないのですけど、まあ気にはなりますからね。

 

総資産額は 1億540万円 に増えて、通算損益は540万円のプラスです。

11月単月の運用成績としては 79万円のマイナス(前月比▲0.75%)でした。

 

投資先ごとの内訳を見ていきましょう。

 

  投資信託 評価額 通算損益
全世界株式 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 3,831万円 331万円
国内株式 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均 1,046万円 46万円
国内株式 個別銘柄(高配当株) 1,769万円 269万円
国債 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 1,777万円 27万円
国内債券 明治安田日本債券ファンド 1,611万円 ▲139万円
国内REIT eMAXIS Slim 国内リートインデックス 504万円 4万円
合計   1億540万円 540万円

 

2022年は債券が大暴落した年でしたが、それでも国内債券の大きなマイナスは想定外でした。

いつまでも下げ止まらないし、国内債券を購入したタイミングが悪すぎたと反省しています。

債券がそろそろ底を売って、ここから大きく戻していくことを期待したいところです。

 

 

国内株式(高配当株)の配当収入

11月は久しぶりに配当収入がありました。400円ですが・・・

6月と12月に配当収入が集中するため、12月は30万円程度の配当収入を期待しています。

 

  2022年11月 2022年合計
配当収入 400円 322,460円

 

 

 

FIREの次は「FIRE卒業」を目指すべき理由

FIRE卒業おめでとう

こんにちは、FIRE父さんです。

最近「FIRE卒業」という言葉を目にすることが増えました。

 

実際にFIREを達成した立場から言わせてもらうと、

FIREを達成したらできるだけ早い時期にFIREを卒業すべきです。

 

この記事では、「FIRE卒業」を目指すべき理由について説明していきます。

 

 

 

FIRE失敗とFIRE卒業の違い

もちろん、FIREの失敗を目指すわけではありません。

「FIRE失敗」と「FIRE卒業」の違いについて確認していきましょう。

 

FIRE失敗とは

想定していたより生活費が増えたり、相場の暴落により資産が大きく目減りしたりすることがありますよね。

結果として「経済的自立」というFIREの前提条件が崩れてしまった状態が「FIRE失敗」です。

 

 

FIRE卒業とは

FIRE父さんの考える「FIRE卒業」とは

  1. 経済的自立を維持した上で
  2. FIREに固執せず
  3. 自分らしい生き方を確立する

ことです。

新しい生き方を見つけて日々の生活に没頭するうちに、自分がFIREした事実すら忘れているような状態を指します。

 

 

FIRE卒業を目指すべき理由

結論から言うと「FIREの呪縛から解放されて、新しい人生に踏み切ろう」ということです。

 

FIREというのはそもそもRE(retire early)がゴールという側面があるので、早期リタイアを達成してしまうと目指すべき方向性を見失うんですよね。

だから早期リタイアを達成したら、早い時期にFIREの呪縛から自分を解き放つ必要があるんです。

新しいゴールに向かっていける自由を手に入れたわけですからね。

 

 

FIRE父さんの経験から、勤め先の呪縛から解放されるのはわりと早いと思います。

長年勤めていた会社への未練はわりとすぐになくなり、2、3か月もすると会社のことを思い出すことはほとんどなくなりました。

 

しかし、FIREの呪縛から解放されるのは、勤め先の呪縛から解放されるよりもずっと難しいし時間もかかると実感しています。

FIREを達成したのにFIREに囚われてしまう。お金のことばかり気になる。それで新しい人生に踏み切れない。そんな状態です。

 

FIRE父さんもFIREした事実を忘れる域にはまだまだ程遠いというのが現状です。いまだに自分らしい生き方を模索して日々を過ごしていますからね。

 

 

新しい肩書きを手に入れよう

FIREを達成したら「会社員」などの身分、肩書きを失います。

人生を長く楽しんでいくためには、FIRE卒業後の新しい肩書きがあるといいですね。

 

FIRE父さんも「無職」からスタートしました。

その後、「専業主夫(家事手伝い?)」へランクアップし、「見習いブロガー」のジョブにもついてます。

 

やりたいことはたくさんあるので、これからどんな方向に成長し、どんな肩書きを手に入れていくのか自分でも楽しみです。

時間は年単位どころか10年単位でありますから、やり込み甲斐がありますよ。