FIRE父さんは我が道を行く

FIRE生活も3年目。我が道を行けば、見える景色が変わります。働かなくても資産が増え続ける不思議を実感中

FIRE3年目のライフプラン。3,000万円の運用益で見える景色が変わった!

FIRE3年目のライフプラン

こんにちは、FIRE父さんです。

先日、「1億円投資」の運用益が3,000万円を突破したことを記念して、ポートフォリオのリバランスを行いました。

fire5.hatenablog.com

 

そして、今回はポートフォリオのリバランスに合わせて「ライフプラン(生涯資金計画)」を見直すことにしました。

早期リタイアしてから3年目に入って、ますます洗練された「FIRE3年目のライフプラン」とはどんなものでしょうか?

 

 

 

 

35歳からFIRE3年目までの金融資産額の推移

金融資産額の推移(35歳〜52歳)

「FIRE3年目のライフプラン」について説明する前に、FIRE3年目までの金融資産額の推移を見てみましょう。

 

FIREを達成した2022年の時点では、1億500万円の金融資産でした。

その後、2年ほどが経過して2024年の2月末現在では、5,000万円増えて1億5,500万円に育ちました。

 

増えた5,000万円の内訳は

  • 早期退職金:2,000万円
  • 投資の運用益:3,000万円

です。

 

なお、金融資産を1億円まで増やしてFIREするまでの道のりはこちらの記事にまとめてあります。

fire5.hatenablog.com

 

 

FIRE3年目のライフプラン(生涯資金計画)は「ゆとり資金」がポイント

FIRE3年目の生涯資金計画

FIRE3年目のライフプラン(生涯資金計画)のポイントは

  1. 配当収入60万円は贅沢費として使い切る。高配当株の増配でお小遣いが増える楽しみも
  2. 生活費は年金収入180万円の範囲で暮らすことが基本。65歳までは必要資金240万円を取り崩して生活する
  3. ライフプラン上の「ゆとり資金」8,800万円は、①80歳までに使い切る6,300万円、②80歳以降に使う2,500万円に分けて管理する

です。

 

運用益が3,000万円増えたことによって、贅沢費を年200万円から年300万円に増額することも検討しました。

しかし、現状では年10万円ほどしか贅沢費を使えていません。

リアリティのない計画を作成しても無意味なので、逆に年60万円ほどに贅沢費を抑えました。

配当収入はなぜか「あぶく銭」のイメージがあるため、贅沢費(お小遣い)として使い切っても心理的に抵抗感が薄いのがよいですね。

 

そして、年間計画で使う予定のない資金は「ゆとり資金」として管理することにしました。

内訳は、

  • 80歳までに使い切るお金:6,300万円
  • 80歳以降に使うお金:2,500万円

です。

なお、80歳以降に使う「ゆとり資金」2,500万円は高配当株式として保有しており、80歳で売却するまで資金が拘束されています。

 

年ごとの贅沢費ではなく「ゆとり資金」としてプールすることのメリットは

  1. 300万円〜1,000万円以上の資金を大胆に投入することができる
  2. 運用損益を反映させやすく「80歳までに使い切るお金」の残高がすぐわかる
  3. 運用が好調なときに多く使い、暴落局面では取り崩しを抑えることができる

です。

 

また、贅沢費を抑えたことによって、65歳以降の収支不足が発生しなくなりました。

年金受給が開始される65歳まで資金がもてばその後は年金だけで暮らしていける、というのはライフプラン上とても大きな効果と安心感があります。

 

なお、見直し前の「FIRE2年目のライフプラン」はこちらの記事にまとめてあります。

fire5.hatenablog.com

 

 

FIRE3年目の資金運用計画はゆとりがいっぱい

FIRE3年目の資金運用計画

マネープラン(生涯資金計画)を見直した結果、資金運用計画にも変更がありました。

 

FIRE3年目の資金運用計画のポイントは

  1. 総資産額は1億4,800万円(旧つみたてNISA、iDeCoの640万円は含まない)
  2. 「52歳以降の必要資金3,200万円」と「80歳までに使い切るゆとり資金6,300万円」の合計は9,500万円。預貯金2,000万円のほか、インデックス投資7,500万円を80歳まで定期的に売却して必要資金を捻出する。今後の運用益でゆとり資金が膨らむことを期待
  3. 「80歳以降のゆとり資金2,500万円」は高配当株式で保有中。高配当株式は80歳に売却して資産をスリム化する。売却収入を80歳以降のゆとり資金にあてる
  4. 「生涯使わない資金2,800万円」のうち、 1,000万円は生活防衛資金として預貯金で確保。残りの 1,800万円はNISAを活用して生涯にわたってお金を増やして楽しむ。生涯使わない資金を設定することでライフプランに絶対の安心感が生まれる

です。

 

FIRE3年目の資金運用計画にはゆとりがいっぱい。

これもFIRE達成後の運用益3,000万円があればこそです。

 

なお、FIREを決断する前の資金運用計画や「FIRE2年目の資金運用計画」はこちらの記事にまとめてあります。今とはまったくの別物ですね。

fire5.hatenablog.com

 

 

80歳までに使い切る「ゆとり資金」の使い道

80歳までに使い切る「ゆとり資金」の使い道

さて、今回の「FIRE3年目のライフプラン」ではゆとり資金がポイントですが、80歳までに使い切るゆとり資金6,300万円の使い道が当面の課題となります。

 

ちょっとした贅沢は年60万円の贅沢費を使いますから、ゆとり資金はもっと大胆な使い方を想定しています。

まとまったお金の使い道といえば、住宅や車などが真っ先に思い浮かびますが食指が動きません。

 

パッと思いつくのは

  • 子どもへの生前贈与で一族繁栄(NISA積立資金、住宅費用など)
  • ファミリービジネスの立ち上げ
  • 親孝行を何か(生活環境を整えられるようなもの)
  • 移住・引越し(図書館やスポーツクラブの隣など)
  • 暮らすように旅をする(四国お遍路など)
  • オンラインで習い事や勉強
  • 高配当株や優待株の買い増し
  • 寄付などの社会貢献

くらいですかね。

 

お金は使う時だけでなく、何に使うかあれこれ考える時間も楽しいものです。

だから、じっくり時間をかけてゆとり資金の使い道を考えていきます。

 

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。