こんにちは、FIRE父さんです。
収入が毎月5万円増えたら嬉しいですよね。
ついでに、自分で「稼ぐ力」を身につけることができれば言うことなしです。
FIRE2年目の生活を楽しんでいるFIRE父さんですが、2023年の目標として
月5万円の事業収入を手にいれる
を掲げておりました。
7月に入って今年も半分以上過ぎましたから、目標を実現するために現在までやってきたことを記事にまとめてみました。
「月5万円の配当収入」は簡単に達成できましたが、「月5万円の事業収入」はチャレンジングな目標ですね。
月5万円の事業収入を手にいれるための方法
FIRE父さんが選んだ事業は次の2つです。
- Webライター(クラウドソーシングを利用)
- ウェブサイト・ブログ運営
まずは、Webライターとして経験を積み、いずれはウェブサイト・ブログ運営を大きく成長させるというシナリオを描いています。
「月5万円の事業収入を手にいれる」ためにやったこと
目標を実現するためにやったことを順番に説明します。
何かしら行動に移すことで物事は動き出しますから、できることから行動していきました。
【ステップ1】個人事業の開業届を税務署に提出します
年が明けてからすぐ開業届を最寄りの税務署に提出しました。
事業の実績はほとんどありませんでしたが、勢いが大切ですよね。
迷いましたが、「職業」欄と「屋号」欄は次のようにしました。
- 職業:ライター
- 屋号:(空欄)
開業届を提出することの効果は絶大で、紙を一枚提出するだけで「ライター」という肩書きを手に入れることができました。
FIRE後の肩書きは悩ましいものです。
職業の記載を迫られたときには「無職」か「専業主夫」にチェックを入れざるを得ませんでした。
また、「お仕事は何をされているんですか?」と聞かれたときに言葉に詰まることもありました。
しかし、開業届を提出することによって肩書きに関する悩みはスッキリ解決です。
「お仕事は何をされているですか?」
「フリーランス(ライター)です」
と胸を張って答えることができますからね。
実績の多い少ないは、肩書きや職業には関係ありません。
FIRE父さんは、会社は退職しましたから「副業バレ」の心配はありませんし、失業保険も受け取っていませんから「失業保険打ち切り」の恐れもありません。
【ステップ2】所得税の青色申告承認申請書を税務署に提出します
開業届を税務署に提出するときには、いっしょに青色申告承認申請書を提出しました。
FIRE父さんは簿記の資格をもっており、記帳や税申告の手続きはそんなに面倒くさいと感じません。
帳簿をしっかりと整備して、青色申告特別控除の最大額65万円を狙います。
所得税は課税所得に税率をかけることで税額を算出しますから、課税所得がゼロならば所得税の税額も0円です。
課税所得は次の式で計算します。
課税所得 = 収入 ー 経費 ー 所得控除(青色申告特別控除)
FIRE父さんは、収入60万円、青色申告特別控除65万円を想定していますから
課税所得(0円)= 収入(60万円)ー経費(0円)ー所得控除(65万円)
となります。
青色申告特別控除を活用することによって所得税の負担なしにします。
これにより、経費を計上しなくても税額が発生しないので、経費に関する複雑な会計処理を省略できるというメリットもあります。
ちなみに、収入が事業収入だけであれば少額ですから確定申告をしないという選択肢もあります。
しかし、FIRE父さんは配当所得が60万円ほどありますから、事業収入がなくても確定申告をして源泉徴収税額(配当収入の約20%、12万円ほど)の還付を受ける予定です。
【ステップ3】Crowd Worksにてクラウドワーカー(受注者)として登録します
クラウドソーシング業界の最大手であり、上場もしている「Crowd Works」で仕事を探すことにしました。
まずは、クラウドワーカー(受注者)として登録します。
たくさんの人が利用しているだけあって、登録作業そのものは簡単でした。
【ステップ4】ライティング案件に応募します(Crowd Works)
次の条件でライティング案件を絞って、応募しました。
- 経験を積むためと割り切って、文字単価0.5円/字以上
- 週1〜2記事ほどの仕事を継続して受けられること
- 興味関心があり、知識を深めてみたい分野の記事であること
- できれば、文字単価アップが期待できること
応募するとテストライティングがありましたが、最初に応募した案件で幸運にも採用してもらうことができました。
それ以降は同じ発注者から継続して仕事を受けており、これまで30記事程度を納品しています。
残念ながら文字単価アップはまだありませんが、月5万円とはいかなくても月1万円以上の事業収入を手にいれることができています。
ゼロからイチにするための大きな壁「ゼロイチの壁」を乗り越えることができましたから、大きな成果ですね。
また、半年近くライティングの経験を積むことができましたし、記事を書いている分野の知識も深まりました。
【ステップ5】楽天銀行で個人ビジネス口座を開設します
個人で事業を開始したときには、事業資金とプライベート資金を分けるために事業用の口座を開設します。
クラウドワークスで稼いだ報酬はそのままでは使えませんから、銀行口座に報酬を出金する必要があります。
出金するための振込手数料が、他行だと500円のところ楽天銀行は振込手数料100円です。
もともと楽天銀行に口座をもっていたこともあり、楽天銀行の個人ビジネス口座を開設することにしました。
手続きは簡単で、申し込みをしてから2週間程度で個人ビジネス口座を開設することができました。
業務内容の確認資料として、税務署に提出した「個人事業の開業届」のコピーを送付します。
「月5万円の事業収入を手にいれる」ためにやったことまとめ
ここまで2023年の目標「月5万円の事業収入を手にいれる」を実現するために、現在までやってきたことをまとめてみました。
2023年の年明けから前進して
- 「フリーランス(ライター)」の肩書きを得た
- 「ゼロイチの壁」を乗り越えて、月1万円以上の事業収入を手にいれることができている
- 個人事業の開業届・青色申告承認申請書の提出、個人ビジネス口座の開設など、事業を行うために必要な手続きを進めることができた
といった大きな成果が出ています。
税手続きや会計処理などの事業を行うためのフレームを整えて、はやく事業収入を増やすことに集中したいです。
あとは2023年所得の確定申告を乗り越えれば、ひとまず事業を行うためのフレームは完成といったところでしょうか。
ところで、FIRE父さんとしては、収入そのものよりも肩書きを得られたことにメリットを感じています。
子どもから「昼間なにをやってるの?」という素朴な疑問に、スマートに答えることができるようになりましたからね。