早期退職を決断するに当たって、定年退職した場合との比較というのは、どうしても気になってしまう。
65歳定年まで勤めていたら
- 定年までの15年間でいくら給与収入があったかな
- 将来の厚生年金受給額はどのくらい増えていたかな
ということを考えると、得られたかもしれない収入は1億円程度にはなるかもしれません。
15年間の時間的拘束を解かれる対価だと思えば止むを得ませんが、ちょっとビックリするくらいの金額になりました。
一瞬、やっぱり早期退職やめようかな、と思ってしまうくらいにはインパクトがあります。
早期退職金は現在価値ではなく将来価値で判断すべき
せめて退職金で一矢報いたいところです。
退職金については、65歳定年退職の場合より実質的には多いのではないか、と考えています。
その理由は
- 早期退職による割増
- 将来価値の計算
にあります。
そもそも、早期退職による割増のため、定年退職した場合と比べて遜色ない退職金をもらえる予定で、50歳FIRE時の退職金は2,000万円程度と見込んでいます。
FIREといえば4%が有名なので収益率は4%として、その上で65歳定年時の将来価値を計算してみます。
- 現在価値;2,000万円
- 収益率:4%
- 年数:15年
として計算すると、3,602万円となります。
つまり、65歳定年まで15年間運用したら約3,600万円(約80%増)になる計算です。
こんな計算をしていたら、退職金だけ別枠で運用して65歳時点の運用成績を明らかにしてみたくなりました。