こんにちは、FIRE父さんです。
1億円貯めてFIREを達成してから、1年6ヶ月が過ぎようとしています。
今回は、FIRE父さんが
- 1億円貯めて
- 50歳でFIREできた
理由をまとめてみました。
FIRE父さんは35歳になって投資を始めてから、年末に資産残高を確認する習慣があります。
前年の資産残高と比較して
- 「貯蓄」でどれくらい増えたか
- 「投資」でどれくらい増えたか(減ったか)
を把握することが目的です。
今回は、その資料をもとに35歳(2007年)から50歳(2022年)までの金融資産額の推移を見ていきます。
【2007年】35歳時点の金融資産額
35歳になった2007年、FIRE父さんは「投資」を本格的に始めようと思い立ちました。
そのときの金融資産額は、3,300万円。
20代、そして30代前半は「どうせ超低金利だから定期預金に積んでも仕方ない」と考えて、銀行の普通預金に預けて放置していました。
「投資」を始めようと考えたきっかけは、貯金額がいつの間にか3,000万円を超えていることにふと気づいたから。
この規模のお金を遊ばせておくのはさすがに機会損失が大きすぎるのでは、とようやく重い腰を上げたわけです。
「投資」についての意識が高まった現在ならば「金融リテラシーが低い」とか「情弱」とか言われそうですが、当時はお金を増やすと言えば「定期預金」くらいしか選択肢が思い浮かびませんでした。
はじめるのが遅すぎたとしても、自分から「投資」を始めようと決意したことは褒めてあげたいです。
今でも「投資」を始めていない人はたくさんいるのですから。
【2012年】40歳時点の金融資産額
5年経過して、40歳になった2012年。
金融資産額は5年前から変わらず、3,300万円のまま。
この5年間に何があったのでしょうか?
・・・答えは、
2008年に発生した「リーマンショック」です。
2007年(35歳)に「投資」を開始したFIRE父さん。
すぐに金融資産のほぼ全額に当たる約 3,000万円で投資信託を購入するという暴挙に出ました。
そして、翌2008年には「リーマンショック」が発生して、3,000万円の資産が1,500万円に半減してしまいました。
海外株式を対象とした投資信託を中心に投資を始めたのは先見の明があった、と今でも思います。
しかし、海外株式への投資は「株安」に加えて「円高」のダメージも加わるため致命傷になりました。
茫然自失、売るに売れず放置。
臭い物に蓋をするように、投資のことは忘れて数年を過ごしたことを覚えています。
余裕資金があれば「バーゲンセール」と買い増しする選択肢もありましたが、余裕資金もなく八方塞がりの状況でした。
大暴落時には「投資」から足を洗うために、売って損失を確定させる人の方が多いのだとか。
知らぬうちに「大暴落時の売り」というよくある失敗を避けることができていました。
【2017年】45歳時点の金融資産額
10年経過して、45歳になった2017年。
金融資産額は、7,500万円に跳ね上がりました。
リーマンショック級でも、大暴落はいつまでも続きません。
売らずに持ち続けたことによって損失を出さず、運用成績は多少プラスになりました。
しかし、初心者がやりがちな「やれやれ売り」したことを白状しなければなりません。
「やれやれ売り」とは相場が下がった後に、買値近くに戻ったタイミングでホッとして売ってしまう行為です。
「やれやれ売り」をしてしまうと当然ながら大きく利益を出すことはできません。
「投資」ではあまり利益を出せませんでしたから、資産額が増えた理由は「貯金」を着実に増やしたことが大きいです。
【2022年】50歳時点の金融資産額
15年経過して、50歳になった2022年。
金融資産は順調に増えて、1億500万円になりました。
45歳を過ぎた頃から投資額を再び増やしましたが、コロナ禍における金融緩和の影響で大きな利益が出ました。
35歳から始めた「投資」も10年以上の経験を積んで、先進国株式・新興国株式・日本株式に分散してインデックス投資するというスタイルが定着しました。
【1億円突破】2022年にFIREを達成!
投資を開始してから15年が経過して、50歳でようやく金融資産1億円を突破しました。
「1億円」っていう数字はインパクトありますよね。
「50歳でFIREするにはいくら必要?」かネットで調べてみたことがあります。
もちろん人によって全然必要な金額は異なるのですが、「1億円」という意見が多いようです。
FIRE父さんの場合は100歳までのマネープランを作ってみたところ「1億円あればFIRE可能」という結論に達しました。
そして、できるならFIREしよう、と決断したのです。
できてもやらない人はたくさんいるでしょうが、FIRE父さんはできるのだから実行に移しました。
だって、時間を拘束されて働かなくていいんですよ。
FIRE父さんが1億円貯めてFIREできた理由まとめ
ここまで、35歳で「投資」をはじめてから、50歳でFIREを達成するまでの金融資産額の推移を見てきました。
振り返ってみると、「貯蓄」と「投資」とでバランスよく資産額を増やしてきたことがわかりました。
「貯蓄」がなくても「投資」がなくてもどちらが欠けても、金融資産1億円を突破して50歳でFIREすることはできませんでした。
1億円貯めてFIREできた理由をまとめてみると、
- 自分の意思で「投資」を始めた
- リーマンショック級の大暴落でも脱落せずに「投資」を続けた
- 先進国・新興国・国内の株式を対象とした投資信託に「投資」を行った
- 地道に「貯金」を続けた
- FIREできるとわかったから、FIREに踏み切った
です。
今回はご紹介できませんでしたが、「貯蓄額」の推移や「運用益」の推移もまとめてあります。
後日、記事にしますので、そちらも読んでいただければ幸いです。
↓
その後、【貯蓄編】と【投資編】として記事を書きました。
リンクを貼っておきますので、興味のある方からご覧ください。
↓↓↓ 【貯蓄編】FIRE父さんが1億円貯めてFIREできた理由 ↓↓↓
↓↓↓ 【投資編】FIRE父さんが1億円貯めてFIREできた理由 ↓↓↓