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配当収入は増配率で増殖する。高配当株投資の嬉しい誤算

高配当株投資の嬉しい誤算

こんにちは、FIRE父さんです。

5月中旬は3月決算企業の決算発表の時期ですが、決算発表に合わせて期末配当の確定額と中間配当の見込額も発表されます。

FIRE父さんの保有銘柄は3月決算が多いため、今年のおおよその配当収入額がわかるようになりました。

 

そして、さっそく2024年の配当収入について見込額を計算したところ、びっくりするほど増えていました。

今回の記事では、FIRE父さんの高配当株投資の成果について説明します。

配当収入は完全なる不労所得です。不労所得が増えるのはとても嬉しいものですね。

 

 

 

 

増配パワー炸裂!増殖する配当収入

 

「増配」により配当利回りがアップ

結論から申し上げますと、増配により2024年の配当収入は77万円にアップする見込みです。

 

2023年の配当金66万円から11万円アップ(増配率16.7%)。

2022年と比較すると配当金60万円から17万円アップで30%ほど増えています。

 

それに合わせて取得価格ベースの配当利回りも大きく伸びています。

高配当株の取得価格は1,500万円ですから配当利回りを計算すると

  • 2022年:4.0%
  • 2023年:4.4%
  • 2024年:5.1%

となりました。

FIREといえば「4%ルール」が有名ですが、4%どころか配当利回りが5%を超えています

 

2年連続増配率が10%越えというのはラッキーでした。

減配もありますからこのまま伸びていくとは限りませんが、5年後10年後にはどこまで配当金(不労所得)は増えていくのでしょうか?

 

ちなみに、配当収入の見込み額を計算するためには、楽天証券の個別銘柄をチェックして「配当・優待」タブから確定配当情報・予想配当情報を確認していく作業を行います。

 

 

投資戦略における高配当株投資の位置付け

アセット・アロケーション(預金除く)

ここで、FIRE父さんの投資戦略における高配当株投資の位置付けについて説明します。

 

FIRE父さんの投資戦略は、次のとおり「コアサテライト投資戦略」を採用しています。

  1. コア投資:長期インデックス投資
  2. サテライト投資:高配当株投資(日本株・個別銘柄)

コア投資は、低コストなインデックスファンドを長期保有するという王道の投資スタイルです。

サテライト投資として、高配当株投資を行っており国内の高配当株式に投資しています。

 

もともとは投資効率を重視して長期インデックス投資だけ行っていました。

しかし、FIRE達成後は会社からの給与がなくなってしまうので、早期退職を機に現金収入を得るため高配当株式を始めました

1,500万円の投資資金で年60万円の配当が当時の目標でした。

 

なお、高配当株投資は日本株の上昇局面に乗って、1,500万円の投資資金が2年で2,500万円ほどに膨らんでいます。

 

配当金を増やすために高配当株投資を増やさないのか?

コアサテライト投資戦略を採用しているため、実は配当金を増やすことは簡単です。

インデックス投資(コア投資)を減らして、高配当株投資(サテライト投資)の比率を増やせばいいだけです。

 

しかし、次の理由により高配当株投資を増やすことには消極的です。

  1. 投資効率の観点からは高配当株投資よりインデックス投資が優れている
  2. 現在は確定申告を行うことによって、配当収入の税負担はない。しかし、配当収入が増えると税負担・社会保険料負担が発生する可能性がある
  3. 株の配当など金融所得を社会保険料の算定対象に広げる動きが出ているが、実現した場合の社会保険料負担はかなり重い
  4. 高配当株式を増やさなくても、増配によって配当金アップが期待できる

 

特に、今年の4月に「厚生労働省が、株の配当など金融所得を社会保険料の算定対象に広げる検討を始めた」と報じられた時には、これで高配当株投資を増やす選択肢は完全に無くなったな、と感じました。

 

高配当株式はNISA口座と特定口座のどちらがいい?

高配当株式は、特定口座で保有しています。

NISA口座であれば非課税で配当金を受け取れるメリットはありますが、次の理由により高配当株式は引き続き特定口座で管理します。

  1. NISAでは非課税投資資産を増やすことがポイントであり、無分配のインデックス投資を優先してNISA枠を使用する。配当金を出してしまう高配当株式は優先順位が下がる
  2. 現在でも確定申告を行うことによって配当収入の税負担は発生していない
  3. NISA口座に移すためには一度売却する必要があり、含み益に対して課税される

 

 

ライフプランにおける高配当株投資の位置付け

FIRE3年目の生涯資金計画(配当金の使い道)

FIRE父さんのライフプランにおいて高配当株投資と配当収入は重要な役割を果たしています。

FIREを達成するまでは、

  1. 早期退職金のうち1,500万円を使って、高配当株式に投資する
  2. 年60万円(月5万円)の配当収入を得て、早期退職による厚生年金の減額分をカバーする

という発想でした。

しかし、今では「早期退職金」や「早期退職による厚生年金の減額分」といった会社人間的な思考からは脱却しています。

 

現在のライフプラン上の位置付けは

  1. 増配によって配当金は60万円以上に増殖していくだろう
  2. 生活費は足りているから、配当金は「お小遣い」
  3. 増えていく「お小遣い」を上手に使い切って人生を楽しもう

という内容に変わってきました。

 

 

高配当株投資の嬉しい誤算 まとめ

高配当株投資の嬉しい誤算 まとめ

高配当株投資を始めた2年前は「増配」をまったく想定していませんでした。

減配せずに年60万円の配当金がずっともらえればラッキー、10年後に年70万円に増えていたら嬉しいな、くらいに考えていました。

 

それがわずか2年で60万円の配当金が77万円にまで増えています。

増配パワーをなめていました、すみません。そして、ありがとうございます。

 

増配率10%オーバーは出来過ぎにしても、配当金が100万円を超える日もそう遠くはないのかも知れません。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 

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