FIRE父さんは我が道を行く

FIRE生活も3年目。我が道を行けば、見える景色が変わります。働かなくても資産が増え続ける不思議を実感中

1億円のインデックス投資、具体的な投資手法と運用成績を公開します

こんにちは、FIRE父さんです。

今年4月にFIREを達成してから、退職金を含めて1億円を運用しています。

 

今年は厳しい投資環境で「FIRE卒業」というか「FIRE失敗」を余儀なくされた方もいらっしゃるようです。

FIRE父さんは海外投資の比率が高いこともあり、1億円の元金が11月末現在で1億540万円に増えています。

2022年11月末の運用成績

今回の記事では、具体的な投資手法を詳しく説明します。

 

 

 

1億円のアセット・アロケーション(資産配分)とは

長期の運用を前提としたインデックス投資では、それぞれの資産クラスの比率をどう配分するかがとても重要です。

これを「アセット・アロケーション(資産配分)」と呼びますが、インデックス投資で最も重要な判断ポイントです。

アセット・アロケーションで資産全体の期待リターンやリスクが、運用成績が決まってきますからね。

 

FIRE父さんのアセット・アロケーションはこんな感じです。

1億円ポートフォリオ


アセット・アロケーション(資産配分)の基本的な考え方は、

  • 株式:債券=60%:40%
  • 国内通貨比率50%程度

です。

 

安定した資産運用と言われるカウチポテトポートフォリオは「株式50%、債券50%」ですが、まだ50歳だしもう少しリスクを取って大きなリターンを狙ってもいいかなと考えて株式の比率を60%まで引き上げました。

 

国内通貨比率を50%程度まで引き上げたのは、リーマンショック時の経験を踏まえてのことです。

当時から海外株式を中心に投資していたFIRE父さんはリーマンショック時に資産半減、1,000万円単位の含み損を抱えてしまいました。

 

今や大きなリターンを狙うには海外株式への投資は必須という印象がありますが、海外投資で一番怖いのは何かわかりますか?

答えは「為替」です。「円高」です。

円高ドル安に大きく振れるとドル建て資産はかなり目減りします。

そして「株安」と「円高」が同時にやってくるとその破壊力たるや・・・ガクブル

 

リーマンショックの「株安・円高」でドル建て資産が半減した経験から、海外通貨比率を上げすぎるのは怖い、と痛感しているため「国内通貨比率50%程度」としています。

長期的な「円安」のリスクを考えると、国内通貨比率を上げすぎるのも心配ですからね。

 

 

 

実際に購入した金融商品

FIRE父さんのアセット・アロケーションを説明しましたが、実際に購入した投資信託等は次のとおりです。

  投資信託 投資額(円) 資産構成割合
全世界株式 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 35,000,000 35.0%
国内株式 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均 10,000,000 10.0%

国内株式

個別銘柄(高配当株) 15,000,000 15.0%
国債 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 17,500,000 17.5%
国内債券 明治安田日本債券ファンド 17,500,000 17.5%
国内REIT eMAXIS Slim 国内リートインデックス 5,000,000 5.0%
合計   100,000,000 100.0%

 

基本的な考え方としては、

  • アセット・アロケーションの資産クラスに対応した投資信託を、信託報酬の低いeMAXIS Slimシリーズで購入した
  • 国内債券はやや高いリターンを期待して明治安田日本債券ファンドを購入した

ただし、それだけだとつまらないので、

  • 国内株式の一部(1,500万円)は高配当の個別銘柄を購入し、年60万円(配当利回り4%)の配当収入を期待した
  • 国内債券の枠(500万円)でeMAXIS Slim 国内リートインデックスを購入した

 

アセット・アロケーションを決めて実際に投資信託を買ってしまえば、あとは特にやることもありません。

あとは売り買いせず、このまま10年くらい放置する予定です。

毎年60万円程度の配当収入がありつつ、10年後にはどのくらい資産が育っていることやら、今から楽しみです。

 

 

1億円インデックス投資の運用成績は

それでは次に11月末の運用成績を見ていきましょう。

長期投資前提なので毎月の増減に一喜一憂しても仕方ないのですけど、まあ気にはなりますからね。

 

総資産額は 1億540万円 に増えて、通算損益は540万円のプラスです。

11月単月の運用成績としては 79万円のマイナス(前月比▲0.75%)でした。

 

投資先ごとの内訳を見ていきましょう。

 

  投資信託 評価額 通算損益
全世界株式 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 3,831万円 331万円
国内株式 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均 1,046万円 46万円
国内株式 個別銘柄(高配当株) 1,769万円 269万円
国債 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 1,777万円 27万円
国内債券 明治安田日本債券ファンド 1,611万円 ▲139万円
国内REIT eMAXIS Slim 国内リートインデックス 504万円 4万円
合計   1億540万円 540万円

 

2022年は債券が大暴落した年でしたが、それでも国内債券の大きなマイナスは想定外でした。

いつまでも下げ止まらないし、国内債券を購入したタイミングが悪すぎたと反省しています。

債券がそろそろ底を売って、ここから大きく戻していくことを期待したいところです。

 

 

国内株式(高配当株)の配当収入

11月は久しぶりに配当収入がありました。400円ですが・・・

6月と12月に配当収入が集中するため、12月は30万円程度の配当収入を期待しています。

 

  2022年11月 2022年合計
配当収入 400円 322,460円