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楽天証券のiDeCo(確定拠出年金)をすべて楽天オルカンに乗り換える方法

iDeCo楽天オルカンに乗り換える方法

こんにちは、FIRE父さんです。

今回、楽天証券で取引しているiDeCo投資信託楽天オルカン(正式名称:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド)に乗り換えることにしました。

 

この記事では、

について説明します。

 

楽天証券では、2024年1月26日から楽天オルカン確定拠出年金iDeCo)の提供商品に追加されました。

FIRE父さんのように、王道の投資スタイル「全世界株式を対象とした低コストインデックスファンド」を実践している方は、この機会に楽天オルカンに乗り換える選択肢があります。

iDecoにはNISAにはない「スイッチング」という機能がありますから、これから購入する分だけではなく、既に保有している投資信託楽天オルカンに乗り換えることができますよ。

ちなみに、スイッチングの手続き自体に手数料はかかりませんし、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)やたわらノーロード 先進国株式からの乗り換えなら売却時手数料(信託財産留保額)もかかりません。

 

 

 

iDeCo楽天オルカンに乗り換える理由

iDeCo楽天オルカンに乗り換える理由

FIRE父さんの投資戦略は、全世界株式を対象とした低コストインデックスファンドに長期投資することです。

しかし、楽天証券が取り扱うiDeCoの提供商品は限られています。

これまでは、全世界株式を対象とするインデックスファンドに適当なラインナップが見当たらず何らかの妥協を強いられてきました。

王道の投資スタイル「全世界株式を対象とした低コストインデックスファンド」を実践している方は、

  • やや高めの信託報酬に妥協しても、全世界株式にこだわりたい
    楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT、信託報酬 0.1920%)
  • 先進国株式に妥協しても、低コストにこだわりたい
    →たわらノーロード 先進国株式(信託報酬 0.0989%)

のいずれかを選ぶしかなかったのが現状でした。

ところが、ここに来て楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(通称:楽天オルカン、信託報酬 0.0561%)iDeCoのラインナップに追加されました。

新たに登場した楽天オルカンは、

  • 全世界株式を投資対象とする
  • 低コストインデックスファンド

という両方の条件を満たす商品ですから、iDeCoは速やかに楽天オルカンに乗り換えることに決めました。

 

ちなみに、判断に当たっては次の点も考慮しています。

  • 楽天オルカンの資産額は300億円以上(2024年1月時点)あり、投資信託の資産額が少なすぎるということはなくなった
  • 楽天オルカンは誕生したばかりの投資信託で運用実績は短いが、NISAと違っていざとなればスイッチングで商品を入れ替えることができる
  • iDeCo保有する商品は投信残高ポイントプログラム(ポイント還元率:年率0.017%)の対象外。ポイントがつかないことは残念だが、100万円投資して年170円ほどのポイントであり判断に影響を与えるほどではない

 

楽天オルカンに乗り換える方法①:「スイッチング」で保有商品を入れ替える

iDeCo楽天オルカンに乗り換える方法①「スイッチング」

保有する商品を楽天オルカンに入れ替えるためには「スイッチング」という手続きを行います。

「スイッチング」は現在運用中の商品を変更する手続きで、保有する運用商品を売却して別の商品を購入します。

なお、スイッチングでは今後購入する商品は変更されませんから、これから購入する商品は「掛金の配分変更」を行う必要があります。

 

それでは、さっそく実際の画面で説明します。

 

楽天証券確定拠出年金のメニューから「保有商品一覧」を選択し、「保有商品を入れ替える」をクリックします。

メニューの「保有商品一覧」から操作

次に、「保有商品の入れ替え設定へ(スイッチング)」をクリックします。

スイッチングの手続きに入る

ここからがスイッチングの手続きです。まずは、売却する投資信託を選択します。

少しわかりづらいですが、商品名をクリックすることで次のステップに進みます。

商品ごとに売却日は変わりますが、たわらノーロード 先進国株式の場合は10時までに申し込んだ場合に翌営業日が売却日でした。

売却する投資信託を選ぶ

次に、購入する投資信託を選んでいきます。

購入する投資信託を選ぶ

楽天オルカンは、画面の下の方にあります。

略称は「035 楽天オールカントリー楽天DC」という名前ですから、間違えないようにチェックを入れます。

「031 楽天全世界INDEX楽天DC」は楽天オルカンではありません。

商品ごとに購入日は変わりますが、楽天オルカンの場合は売却日から3営業日後が購入日でした。

楽天オールカントリー楽天DC」にチェックを入れる

次のステップで、売却数量の指定ができます。

ここでは「全部」にチェックを入れます。

売却数量の指定

最後に、申し込み内容の確認です。

申し込みボタンを押せば、申込完了です。

暗証番号の入力も求められず、手続きは簡単に終わります。

申し込み内容を確認

 

 

楽天オルカンに乗り換える方法②:「掛金の配分変更」で購入商品を変更する

iDeCo楽天オルカンに乗り換える方法②「掛金の配分変更」

これから購入する商品を楽天オルカンに変更するためには「掛金の配分変更」という手続きを行います。

「掛金の配分変更」は、毎月の掛金で購入する商品とその割合を変更する手続きです。

なお、すでに購入済みの商品は変更されませんから、購入済みの商品は「スイッチング」で保有商品を入れ替える必要があります。

 

それでは、さっそく実際の画面で説明します。

 

楽天証券確定拠出年金のメニューから「掛金の配分変更」を選択し、「掛金の配分状況を変更する」をクリックします。

「掛金の配分変更」から手続きに入る

ここからが「掛金の配分変更」の手続きです。

掛金の配分変更の画面

これまで買付設定していた投資信託の配分割合を、100%から0%に変更します。

購入をやめる投資信託を0%に変更

これから買付する楽天オルカンの配分割合を100%に変更します。

ここでは「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と正式名称で表示されていますから、商品名を間違えることは少ないでしょう。

信託報酬も明記されており、商品を間違ってるかもと不安になることなく入力を進められます。

楽天オルカンを100%に変更

次のステップに進んで、配分変更を確認します。

やや操作がわかりづらいのですが、選択した商品(楽天オルカン)の配分割合を「100%」と手入力します。

小さめのボタン「申込確認」をクリックすれば、掛金の配分変更の申込手続きは完了です。

掛金の配分変更の確認画面

変更の結果は、すぐに画面に反映されます。

確定拠出年金メニューの「掛金の配分確認」を選択すると、楽天オルカンに正しく変更されていることを確認できました。

掛金の配分変更結果を確認

 

 

iDeCo楽天オルカンに乗り換える方法まとめ

iDeCo楽天オルカンに乗り換える方法まとめ

ここまで、楽天証券iDeCo確定拠出年金)をすべて楽天オルカンに乗り換える方法として、「スイッチング」と「掛金の配分変更」の2つの方法をご紹介してきました。

 

この記事のポイントは、

  • 2024年1月26日から、楽天証券では確定拠出年金iDeCo)の提供商品に楽天オルカン(正式名称:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド)が追加された
  • 王道の投資スタイル「全世界株式を対象とした低コストインデックスファンド」を実践している方は、iDeCoをより低コスト(信託報酬 0.0561%)な楽天オルカンに乗り換える選択肢が有力
  • iDeCo楽天オルカンに乗り換えるためには、保有商品を入れ替えるための「スイッチング」と今後購入する商品を変更する「掛金の配分変更」の2つの手続きが必要
  • スイッチングの手続き自体に手数料はかからない。楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)やたわらノーロード 先進国株式からの乗り換えなら売却時手数料(信託財産留保額)もかからない

でした。

 

スイッチングは手数料もかからず手続きも簡単ですが、投資信託の売却と購入にタイムラグがある、というのは知っておいた方が良いでしょう。

今回のケースでは、売却日の3営業日後が購入日になりました。

この3日間の間に暴落があればラッキー、暴騰があったら残念ということですね。

 

2024年からスタートした新NISAが脚光を浴びていますが、節税効果を加味するとiDeCoもNISAに勝るとも劣らないメリットのある制度です。

NISAだけでなく確定拠出年金iDeCoも上手に利用して、お得に資産形成していきましょう。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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