こんにちは。
日本で最も早く「つみたてNISA」で全世界株式への積立投資を始めたFIRE父さんです。
積み立てを始めたのが一番早いため、今年12月に日本最速で投資期間5年に到達しました!
「これからNISAを始めたいけど、値動きがイメージできない」
「つみたてNISAをやっているけど、他の人の運用成績が気になる」
そんな方は是非この記事に目を通してください。
この記事は5年間の投資結果を画像多めで公開して、FIRE父さんの5年間を追体験できるように作成しました。
5年経過してつみたてNISAの利益はどれくらいですか?
どのくらい利益が出ているのか? 気になりますよね。
さっそく公開します。ドン!!
元金はつみたてNISA枠を使い切って毎年40万円(正確には399,996円)だから、5年分で200万円になります。
2022年12月12日現在では、含み益が +741,089円(+37.05%)です。
かなり利益が出てますね。
ただしどのくらい好調だったのかわかりづらいので、年あたりの利回りを算出してみましょう。
金融庁ホームページで公開されている「資産運用シミュレーション」を使います。
毎月の積立金額を「3.3333万円」(※小数点以下も入力できます)、積立期間を「5年間」とした上で、想定利回り(年率)の数字をいじります。
すると想定利回り「12%」で最終積立額2,722,295円と表示されたので、年あたりの利回りは約12% だったことがわかります。
FIRE父さんとしては、年あたりの利回りを4〜6%程度と見込んでいたため出来過ぎとも言える5年間でした。
では、なぜここまで良いパフォーマンスになったか振り返ってみていきましょう。
5年間のつみたてNISA資産の推移(2018-2022)
ちなみに、FIRE父さんは楽天証券でつみたてNISAをやっています。
なので、この記事で使用している画像のほとんどは楽天証券の画面をキャプチャーしたものです。
では、さっそく5年間のつみたてNISA資産の推移をみていきましょう。
前半は投資額の線(紫色の線)に沿って小さく上下しています。ほとんど利益も損失も出ていない状態ですね。
後半は投資額の線(紫色の線)から大きく上に伸びて、利益が大きく膨らみました。
この5年間では大きな下落局面はありませんでしたね。それが良いパフォーマンスにつながったと言えるでしょう。
いつかは下落局面があるので「10年単位では数十%下落する局面があって当たり前」ということは忘れずにおきましょう。
ここからは、2018年1月から5年間の値動きを追体験しましょう。
「つみたてNISA」は2018年から始まった制度です。
FIRE父さんは真っ先に2018年1月から積立投資を開始しました。
つみたてNISAの投資枠は年間40万円なので、月33,333円を自動で積立するよう設定しました。
投資対象は、全世界株式を対象とした投資信託です。
2018年6月です。積立を開始して6か月が経過しました。
値動きはほぼありません。たんたんと積み立てます。
2018年12月です。1年が経過しました。
▲10.48%です。かなり下がりましたね。
この数字を見て、つみたて投資を始めたばかりの方は
「こんなに下がっちゃった・・・」
「やっぱり投資なんてやるんじゃなかった」
と感じるのではないでしょうか?
人によっては、全部売却して投資を辞めてしまうかもしれません。
これがつみたて投資に慣れてくると逆に感じるようになります。
「安く買える時期がやってきたぞ」
「つみたてを開始して早いうちに、安く買えるなんてラッキー!」
という発想になります。
安く買える時期があるから積立投資は儲かる、という事実は知っておきましょう。
2019年12月です。2年が経過しました。
+12.37%です。プラスに転じて嬉しいは嬉しいです。
でも、もっと安く買える時期が続いてもよかったのに、とも思います。
積立期間の前半はプラスになってもマイナスになっても嬉しいという幸せな時期ですよね。
2020年3月です。年の途中ですが、コロナショックという大暴落がありました。
▲12.91%です。3か月で25%近く下げました。
今にしてみれば、一時的な大暴落だったことは知っています。
でも当時は「世界的なパンデミックで、経済システムがこれまでどおり機能するのか」と不安になったことを覚えています。
さすがに「バーゲンセールが来たー」と楽観視はできなかったですね。
はい。2020年の年末です。
+20.19%です。コロナショックから見事にV字回復してますね。
世界的な金融緩和を大胆に行ったことで株価が大きく反発しました。
これは本当にありがたかった! もしコロナ禍にあって株価の大暴落・下落局面まで続いていたらもっともっと世界中が暗くなっていたことでしょう。
結果的に、コロナショックで2020年の前半はかなり安く買うことができています。
積立投資でなければコロナショックの真っ只中で買い向かうことはできなかったでしょうから、つみたて投資のメリットはこういうところですよね。
2021年12月です。つみたてNISAを開始してから4年が経過しました。
+47.01%です。すばらしいパフォーマンスですよね。
振り返れば、インフレ退治のために大規模緩和から金融引き締めに転じる直前の時期で、このあたりが5年間での最高値でした。
2022年12月です。この記事を書いている時点ですね。
+37.05%です。前年から10%近く下がりました。
株価が世界的に大きく値下がりしたのに、為替(円安)で相殺されてそれほど深刻なダメージにつながらなかったという奇妙な年でした。
リーマンショックの時には「株価大暴落×円高」のダブルパンチで資産が半減するほどの深刻なダメージを負ったので、こんな値動きもあるんだなぁ、と勉強になりました。
FIRE父さんのNISA投資戦略
つみたてNISA投資実績の公開は以上ですが、これだけでは寂しいのでFIRE父さんのNISA投資戦略についても説明します。
つみたてNISAと一般NISAどちらを選びますか?
FIRE父さんは「つみたてNISA」です。
長期的な資産形成が目的であれば、つみたてNISA一択ですよね。
一般NISAの方が枠は大きいですが、5年間の投資期間では運用成績がマイナスとなることも多いでしょう。
つみたてNISAの投資対象は何を選びますか? 株式と債券の比率は?
FIRE父さんは「株式100%」です。
非課税の恩恵を最大限に生かすために、期待リターンが最も大きい金融商品をつみたてNISA枠に振り分けています。
つみたてNISAの具体的な投資対象は何を選びますか?
FIRE父さんは「全世界株式」です。
長期的な資産形成が目的であれば、米国だけではなく人口・経済規模が大きいインドや中国も投資対象に含めるべきと考えています。
シンプルに投資信託を一本買うだけでいいのも魅力ですね。
最後に、つみたてNISAの設定画面をご紹介してこの記事を終わります。
昔から低コストなバンガード社のインデックス・ファンドを買いたいと思っていました。
日本国内で買える投資信託として「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))」を選んで積立投資を行っています。