健康寿命をのばすために、まず、現在のからだの状態をよく把握してみましょう。
からだの状態を把握するには、健康診断や人間ドッグの受診が欠かせませんが、今回は、日々、手軽に確認できるものとして、体重体組成計を取り上げます。
実は、オムロンの体重体組成計が、以前から家にありました。
ただし、体重を図るだけで、他の数値は、なんとなく眺めて終わっていました。
実測する
では、さっそく測ってみます。
体重 | 61.6kg | |
---|---|---|
体脂肪率 | 21.0%(やや高い) | 標準(10.0-19.9%) |
内臓脂肪 | Lv6(標準) | 標準(Lv1-9) |
基礎代謝 | 1,484kcal | |
骨格筋率 | 34.4%(標準) | 標準(32.9-35.7%) |
BMI | 20.8(標準) | 標準(18.5-25.0) |
体年齢 | 38歳 |
体重体組成計でわかること
体年齢38歳と表示されて、思わず嬉しくなります。
ただし、喜んで終わりではダメですよね。
なぜ、体年齢が実年齢よりかなり低くなるのか、その理由を理解していないと、今後も良好な状態をキープできません。
それでは、メーカー(OMRON)の公式サイトの解説「体重体組成計でわかること」を読んで、理解を深めていきます。
・・・以下のように理解しました。
- 体年齢は「基礎代謝をもとに算出した体の年齢」である(オムロン独自指標)。
- 男性の基礎代謝は、10代後半でピークを迎えその後1,500kcal台で推移するが、50歳を境に大幅に低下する(50-69歳:1,400kcal,70歳以上:1,280kcal)。
- 基礎代謝を維持するためには、筋肉(骨格筋)の減少を抑えることが効果的である。
- 骨格筋率は、運動などによって増やすことができる。
目標値を定める
運動をして、骨格筋の減少を抑え、基礎代謝を維持。
やることは見えてきましたが、モチベーションを保つためにも、目標を定めていきましょう。
- 体年齢は、実年齢マイナス10歳
- そのために、骨格筋率を「やや高い」以上に引き上げる
- 理想体重(BMI:22、体重64kg)まで体重を増やす
筋肉は脂肪より重いので、骨格筋率を上げていくうちに、体重も自然と理想体重に近づいていくことを想定しています。
体重 | 64kg(理想体重) |
---|---|
15.0(「標準」の中央値) | |
内臓脂肪 | Lv5(「標準」の中央値) |
基礎代謝 | 1,480kcalを維持 |
骨格筋率 | 35.8%以上(「やや高い」以上) |
BMI | 22(理想体重) |
体年齢 | 実年齢マイナス10歳 |