こんにちは、FIRE父さんです。
FIRE(financial independence,retire early)というのはいわば自分や家族の「幸福」を突き詰めた先にある究極の選択肢のひとつですから、
「どうやったら幸福になれるのか?」
という問いにはとても関心があります。
ところで、「寄付は幸福度を高める」と言われているのはご存知でしょうか?
お金の上手な使い方を調べるためにたくさんの本を読んだりYoutubeを視聴したりしましたが、
- プレゼントする
- 寄付する
ことがおすすめ、と必ず書かれています。
他人のためにお金を使うことは道徳的に望ましいだけでなく、自分自身が心地よく感じて幸福度が上がるそうです。
「えっ、本当なの!?」
と疑う気持ちがなくはないですが、とりあえずやってみれば本当かどうかはわかりますよね。
<目次>
- インデックス投資家が「寄付」しようと決意した理由
- 「寄付」する金額のルールを決める。自動化がポイント
- インデックス投資家が寄付先を選定する方法
- ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム(日本ユニセフ協会)で寄付してみた
- まとめ

オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!
インデックス投資家が「寄付」しようと決意した理由
実は最近、10年以上前に書いた「やりたいことリスト」を発見しました。
「やりたいことリスト」に書いてあったのは
- 資産1億円を築く
- 50歳で早期リタイアする
- 収入の1割を寄付する
などです。
このうち「資産1億円を築く」と「50歳で早期リタイア」については、50歳で1億円の資産を築いたのを機にFIRE達成しましたから、願いが叶って実現しています。
しかし、「収入の1割を寄付する」については、ふるさと納税で寄付(といえば寄付?)しているうちに、いつの間にか忘れてしまってました。
「やりたいことリスト」を発見したのをきっかけに当時の思いがよみがえって、
「そうだ今こそ寄付しよう」
……そういう気持ちになりました。
「寄付」する金額のルールを決める。自動化がポイント

インデックス投資家として、何かを続けるには
- ルール化
- 自動化
が大切だと骨身に染みて理解していますから、寄付するにもしっかりとルールを決めていきます。
ところで、欧米では収入の1割を寄付するという寄付文化が根付いているそうです。
「収入の1割」とか「収入の10分の1」というのは、
- わかりやすく計算しやすい数字だし
- %表示で二桁になってたくさん寄付している気分になるし
……わりとよいのではないでしょうか。
そういうことで
- 配当金の10%を寄付する
というルールに決めました。
今年の配当収入は85万円を見込んでますから、
- 今年の寄付金額:8万5千円
を目安にします。
この金額なら負担が重すぎるとは感じませんから、心地よく寄付を続けることができそうです。
ちなみに、今後も「増配」によって配当収入が増えていくはずなので、増配すれば寄付も増やしていく方針です。
インデックス投資家が寄付先を選定する方法
毎年の寄付金額は決まりましたから、次は決めるのは「寄付先」です。
インデックス投資家として、寄付先を選定する基準は
- 10年単位で長く寄付できる(←繰上償還の可能性が低い)
- 事務運営費の比率が低い(←信託報酬は抑える)
- 寄附金控除の対象になる団体(←NISAなど有利な税制度は活用する)
としました。
小規模なNPO法人こそ少額の寄付でも必要としているのかもしれませんが、
- 30年後、50年後に事業を継続していない可能性が否定できない
- 小規模なため事務運営費の比率が高いと想像してしまう
ため、数十年の運営実績があり規模の大きい団体から選ぶことにしました。
最終的に寄付先を決めるのは、自分が支援したいと思える活動をしている団体ですね。
FIRE父さんは「日本赤十字社」と「日本ユニセフ協会」のどちらにするか悩みましたが、オルカン(全世界株式)にお世話になってることもあって世界中の子どもたちを支援できる「日本ユニセフ協会」を寄付先として選びました。
続けていれば自然と寄付に関する情報が集まってくるものですから、とりあえず日本ユニセフ協会ではじめてみて、寄付リテラシーが上がったら寄付先を見直すかもしれません。
ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム(日本ユニセフ協会)で寄付してみた

積立投資に慣れているインデックス投資家には、毎月決まった金額を支援団体に寄付できる「定額寄付」がしっくりきました。
日本ユニセフ協会には「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」という毎月・定額寄付の仕組みがありますから、これを利用します。
毎月の金額は、500円以上なら自由に金額指定できるのが嬉しいですね。

……毎月の寄付金額さえ決まってしまえば、公式サイトから簡単に手続きを終えることができました。
クレジット払いを選ぶこともできて入力は拍子抜けするほど簡単でしたが、これでFIRE父さんも「ユニセフ・マンスリーサポーター」の仲間入りです。

まとめ
10年以上前に「やりたいことリスト」に書き加えた
- 収入の1割を寄付する
ですが、50歳での早期リタイアを経て
- 配当金の10%を寄付する
という形でようやく実現することができました。
「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」の申し込みを終えた今、「ユニセフ・マンスリーサポーター」としてとても清々しい気持ちに浸っています。
いまは退職して収入が少ないため「寄附金特別控除」を活かせないのは残念ですが、そのうち年金を受給できるようになれば寄付金額の約40%の税額控除というメリットを活かせるようになるはずです。
インデックス投資と同じように10年単位の時間軸で、長く寄付を続けたいものですね。
さて、寄付した瞬間に幸福度は爆上がりしましたが、幸福度はじわじわと長く持続するのでしょうか? 今後が楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。